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シンバイオ製薬のニュース
*13:22JST シンバイオ製薬 Research Memo(12):長期目標として、グローバル・スペシャリティファーマとして成長を目指す
■今後の見通し
2. 長期戦略
シンバイオ製薬<4582>は長期目標として、グローバル・スペシャリティファーマとして成長を目指し、2030年に国内と海外の売上比率をそれぞれ50%にしたい考えだ。国内については「トレアキシン(R)」のほか、今後導入する新規品目並びにBCVの上市により売上を拡大し、海外についてはBCVで少なくとも2品目を上市することで売上を拡大する戦略だ。
BCVのプラットフォーム展開として、当面は移植後のウイルス感染症やウイルス感染による腫瘍などを対象とした開発・上市を目指すことになるが、2030年以降は市場規模の大きい脳神経変性疾患領域の上市も視野に入ってくる。BCVの開発を進めるにあたって、最適な用量・用法をAdV感染症の臨床試験において確認できたことは、他のパイプラインの臨床開発やパートナー交渉を進めるうえで、大きなアドバンテージになったと弊社では評価している。今後、各パイプラインの臨床開発が順調に進展すれば、BCVがブロックバスターとなる可能性も高まることになり、現在80億円台に留まっている同社の企業価値(時価総額)も向上するものと期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HH>
2. 長期戦略
シンバイオ製薬<4582>は長期目標として、グローバル・スペシャリティファーマとして成長を目指し、2030年に国内と海外の売上比率をそれぞれ50%にしたい考えだ。国内については「トレアキシン(R)」のほか、今後導入する新規品目並びにBCVの上市により売上を拡大し、海外についてはBCVで少なくとも2品目を上市することで売上を拡大する戦略だ。
BCVのプラットフォーム展開として、当面は移植後のウイルス感染症やウイルス感染による腫瘍などを対象とした開発・上市を目指すことになるが、2030年以降は市場規模の大きい脳神経変性疾患領域の上市も視野に入ってくる。BCVの開発を進めるにあたって、最適な用量・用法をAdV感染症の臨床試験において確認できたことは、他のパイプラインの臨床開発やパートナー交渉を進めるうえで、大きなアドバンテージになったと弊社では評価している。今後、各パイプラインの臨床開発が順調に進展すれば、BCVがブロックバスターとなる可能性も高まることになり、現在80億円台に留まっている同社の企業価値(時価総額)も向上するものと期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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