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バイオ関連一斉高、個人投資家の信用余力回復を映し出す◇
JCRファーマ<4552.T>、新日本科学<2395.T>、タカラバイオ<4974.T>、プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>、ナノキャリア<4571.T>、アンジェス<4563.T>、キャンバス<4575.T>、リプロセル<4978.T>などバイオ関連が一斉高に買われている。政府がiPS細胞を備蓄するストック事業への支援を減額する可能性が報じられたものの影響は限定的。一方で、バイオ医薬品のスタートアップの動きが活発化していることや、がん免疫療法であるCAR-T療法の対象が広域化する可能性などが報じられ、関連銘柄を刺激している。市場では「何といっても、ここにきてジャスダック市場など新興市場が上値指向を強め、個人投資家の信用余力の回復が顕在化してきたことが大きい。値運びの速いバイオ関連株は貸株調達などで空売りを仕掛けた向きの買い戻しを誘発する形となった」(国内証券ストラテジスト)という。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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