ＣＡＮＢＡＳが反発、ＣＢＳ９１０６の臨床第１相試験を開始

　キャンバス<4575.T>が反発。同社はこの日、提携先である米国Ｓｔｅｍｌｉｎｅ社が同社からライセンス導入した抗癌剤候補化合物ＣＢＳ９１０６（Ｓｔｅｍｌｉｎｅ社における開発コードはＳＬ-８０１）の臨床第１相試験を開始し、そのうち開始用量のコホートへの投与を完了したことを発表した。ＣＢＳ９１０６は、同社独自の細胞周期表現型スクリーニングを用いて創出した抗癌剤候補化合物。

　今回の臨床第１相試験は、米国内での複数の臨床試験実施施設で最大５０症例の用量漸増試験を実施し、安全性を評価し至適用量を確立するとともに、ひとつもしくは複数種の癌への薬効の兆候を見出すことを目標としている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）