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ナノキャリア<4571>は22日、NC-6004及びキイトルーダ併用における第2相臨床試験の第2a相パートの成績について第18回日本臨床腫瘍学会学術集会にて発表した。NC-6004は、同社が米国で頭頸部がんを対象として開発を実施。免疫チェックポイント阻害剤であるキイトルーダとの併用療法における成績をアップデートし、全生存期間(OS)中央値を追加した成績概要を発表した。
本パートは、用量漸増試験であるため、低用量から増量していくが、低用量症例も含めた全症例における無増悪生存期間(PFS)中央値は4.1ヶ月、全生存期間中央値は10.4ヶ月であった。現在実施中の第2b相試験の推奨投与量(RD)にあたる135mg/平方メートルの6症例においては、治療が継続しており、未だ全生存期間中央値を算出する状況にない。キイトルーダ併用時におけるNC-6004の安全性プロファイルは良好であった。
本試験の有効性は、参考値ではあるものの、Pembrolizumab(キイトルーダ)の第3相試験で認められた奏効率14.6%、無増悪生存期間中央値2.1ヶ月、全生存期間中央値8.4ヶ月を超えており、本結果は、現在同社が実施している NC-6004+キイトルーダ群とキイトルーダ単独群との直接比較である第P2b相臨床試験をサポートするものと考えられ、同試験が期待される。なお、患者登録は順調に進捗しているとしている。
同社は引き続き、がん治療の中心となっている免疫チェックポイント阻害剤との併用によるNC-6004の製価値向上に向けた開発を推進し、早期のライセンスアウトを目指すとしている。
<ST>
本パートは、用量漸増試験であるため、低用量から増量していくが、低用量症例も含めた全症例における無増悪生存期間(PFS)中央値は4.1ヶ月、全生存期間中央値は10.4ヶ月であった。現在実施中の第2b相試験の推奨投与量(RD)にあたる135mg/平方メートルの6症例においては、治療が継続しており、未だ全生存期間中央値を算出する状況にない。キイトルーダ併用時におけるNC-6004の安全性プロファイルは良好であった。
本試験の有効性は、参考値ではあるものの、Pembrolizumab(キイトルーダ)の第3相試験で認められた奏効率14.6%、無増悪生存期間中央値2.1ヶ月、全生存期間中央値8.4ヶ月を超えており、本結果は、現在同社が実施している NC-6004+キイトルーダ群とキイトルーダ単独群との直接比較である第P2b相臨床試験をサポートするものと考えられ、同試験が期待される。なお、患者登録は順調に進捗しているとしている。
同社は引き続き、がん治療の中心となっている免疫チェックポイント阻害剤との併用によるNC-6004の製価値向上に向けた開発を推進し、早期のライセンスアウトを目指すとしている。
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