ＯＴＳが大幅高で２００円台乗せ、東大医科研発バイオベンチャーで投機資金の流入加速◇

　オンコセラピー・サイエンス<4564.T>が大量の買い注文にカイ気配スタートで大幅高、２００円台を回復した。急激な値動きで規制が入りきょうは日々公表の開始日となるが、買いの勢いが強い。東京大学医科学研究所を発祥とするバイオベンチャーでがんペプチドワクチンや抗体医薬分野で高い実力を有し、大手製薬メーカーとの連携で研究開発を進めている。ここバイオ関連株に物色資金が流入しており、同社と同じ東大医科研発の創薬ベンチャーであるテラ<2191.T>が株価を急騰させたこともあって、連想買いを呼び込む格好となっている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS