カイノスは朝高のあと反落、第２四半期営業２５％増益達成も当面の材料出尽くし感

　カイノス＜4556.T＞は朝高のあと反落。この日前場取引終了後に発表した今１５年３月期第２四半期（４～９月）の単独決算は、売上高２７億２０００万円（前年同期比２．１％減）、営業利益１億７３００万円（同２４．７％増）と減収ながら大幅増益になった。ただ、株価は当面の材料出尽くし感から売りが優勢になっている。
　第２四半期は競争激化や季節要因でアレルギー診断薬が伸び悩んだが、腎機能検査薬や肝機能検査薬、輸血検査薬が堅調に推移した。
　通期は売上高６０億円（前期比３．４％増）、営業利益３億３０００万円（同３．７％増）と従来予想を据え置いている。

カイノスの株価は１３時３２分現在６７８円（▼７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）