親会社JTが飲料撤退・医薬品強化へ
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*2月18日追記
スギ花粉症を対象とした減感作療法薬「シダトレン」の承認を取得したのは、昨年1月17日ですが、株価は一時4000円台まで急伸した経緯があります。
当時の水準が意識され、株価水準を切り上げる動きが当面期待できそうです。
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■注目銘柄
┗鳥居薬品(4551)
JT(2914)傘下の製薬会社で、免疫系製剤に強みを持ちます。
同社は2月4日(水)に14年12月期業績の発表を行いました。決算期を親会社のJTと統一し、12月期に変更することに伴い、9か月間の変則決算ですが、事前計画を15.2%上回る好調な内容でした。
同期はJTが開発した抗HIV薬「スタリビンド剤」等が寄与しました。
JTは4日、飲料事業(「桃の天然水」、「ルーツ」など)からの撤退を発表しましたが、事業の選択と集中を進め、今後はメインのたばこと、医薬品の開発に注力する方針です。
JTが開発した新薬の製造や販売は、子会社の鳥居薬品は担うことから、業績拡大期待を集めそうです。
また、鳥居薬品は自社開発した花粉症体質改善薬「シダトレン」を昨年10月から発売しています。
現在、医薬品承認を受けている薬で唯一、花粉症を根治する効果が期待できる薬と認められており、花粉症シーズンに向けて注目度が高まることが予想されます。
小野山 功
*2月18日追記
スギ花粉症を対象とした減感作療法薬「シダトレン」の承認を取得したのは、昨年1月17日ですが、株価は一時4000円台まで急伸した経緯があります。
当時の水準が意識され、株価水準を切り上げる動きが当面期待できそうです。
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■注目銘柄
┗鳥居薬品(4551)
JT(2914)傘下の製薬会社で、免疫系製剤に強みを持ちます。
同社は2月4日(水)に14年12月期業績の発表を行いました。決算期を親会社のJTと統一し、12月期に変更することに伴い、9か月間の変則決算ですが、事前計画を15.2%上回る好調な内容でした。
同期はJTが開発した抗HIV薬「スタリビンド剤」等が寄与しました。
JTは4日、飲料事業(「桃の天然水」、「ルーツ」など)からの撤退を発表しましたが、事業の選択と集中を進め、今後はメインのたばこと、医薬品の開発に注力する方針です。
JTが開発した新薬の製造や販売は、子会社の鳥居薬品は担うことから、業績拡大期待を集めそうです。
また、鳥居薬品は自社開発した花粉症体質改善薬「シダトレン」を昨年10月から発売しています。
現在、医薬品承認を受けている薬で唯一、花粉症を根治する効果が期待できる薬と認められており、花粉症シーズンに向けて注目度が高まることが予想されます。
小野山 功