鳥居薬、今期経常を2％下方修正

　鳥居薬品 <4551> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比20.3％増の39.1億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の61億円→60億円(前期は48.4億円)に1.6％下方修正し、増益率が25.9％増→23.8％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の36.3億円→35.3億円(前年同期は29.9億円)に2.8％減額し、増益率が21.2％増→17.9％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の経常利益は前年同期比3.1％増の14.5億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の11.5％→11.3％に低下した。

株探ニュース