鳥居薬の１９年１２月期業績は計画上振れで着地

　鳥居薬品<4551.T>がこの日の取引終了後、集計中の１９年１２月期単独業績について、売上高が４２７億円から４２９億９０００万円（前の期比３１．４％減）へ、営業利益が７億円から１４億３０００万円（同７０．９％減）へ、純利益が２５７億円から２７３億６０００万円（同２３．５倍）へ上振れて着地したようだと発表した。

　「シダキュア　スギ花粉舌下錠（アレルゲン免疫療法薬）」の販売が好調に推移したことに加えて、セールスミックスなどにより売上原価率が改善したことや、事業構造改革に伴うコスト低減効果などで販管費が想定を下回ったことなどが要因としている。また、繰延税金資産の計上なども最終利益の上方修正に寄与したという。

出所：MINKABU PRESS