＜前場の注目銘柄＞＝みらかＨＤ、海外市場を積極開拓

　みらかホールディングス<4544.T>が上昇基調を強めている。

　受託臨床検査と臨床検査薬の大手企業。２００５年に臨床検査薬の「富士レビオ」と受託臨床検査の「ＳＲＬ」が経営統合し、事業を積極拡大している。

　特に、海外企業へのＭ＆Ａ（買収・合併）を実施。１０年３月期に１０％未満だった海外売上高は１４年３月期に２１％に達している。国内では、受託臨床検査や検査薬のシェアが拡大。１５年３月期の連結営業利益は前期比３％増の２７６億円と最高益の予想。経営統合後、毎期増配を続けているほか、自社株買いの実施なども評価されている。

　株価は６０００円を視野に入れる強調相場が見込める。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）