参天薬、今期最終を12％上方修正

　参天製薬 <4536> [東証Ｐ] が9月20日午前(10:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期の連結最終損益を従来予想の224億円の黒字→250億円の黒字(前期は149億円の赤字)に11.6％上方修正した。
　なお、4-9月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　海外事業を中心とした好調な伸長および継続的な全社コスト最適化の取組みの進展により、当年度第1四半期（2023年4月～6月）およびそれ以降の業績が想定以上に推移しております。加えて、米州医薬品販売事業の合理化が順調に進み当初計画を前倒しして完了する目途が立ちました。これらの結果、売上収益、コアベースでの営業利益と当期利益、IFRS（フル）ベースの営業利益、税引前当期利益、当期利益が当初予想を上回る見込みとなりましたので、業績予想を修正しております。※上記の業績予想につきましては、当社が本資料の発表日現在において入手している情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により異なる結果となる可能性があります。※連結業績予想における「基本的1株当たりコア当期利益」及び「基本的1株当たり当期利益」については2023年5月11日開催の取締役会において決議しました自己株式取得の影響を考慮しています。※IFRS（フル）ベースによる業績からコアベースでの業績への調整において控除する以下の収益および費用とそれらに係る法人所得税費用を調整し、コアベースを算出しています。・製品に係る無形資産償却費・その他の収益・その他の費用・金融収益・金融費用・持分法による投資損益・企業買収に係る費用、並びに再成長のための生産性向上及び合理化等に係る費用