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持田製薬のニュース
三洋化成工業<4471>は9日、持田製薬<4534>および日水製薬<4550>と、これまで「潰瘍性大腸炎の病態把握の補助」を使用目的としていた体外診断用医薬品「カルプロテクチンPOCT モチダ」について、2022年2月24日に、「炎症性腸疾患の診断補助」および「クローン病の病態把握補助」の使用目的追加が薬事承認され、2022年5月1日に保険収載されたことを発表した。
「カルプロテクチンPOCT モチダ」は、スイスのBUHLMANN Laboratoriesから導入し、同社が製造、持田製薬がプロモーション、日水製薬が販売している体外診断用医薬品。イムノクロマト法を用いて糞便中のカルプロテクチン濃度を測定することで、腸管内の炎症を簡便に評価する。付属の抽出液入り専用容器により測定前の検体調製が容易で、別売している小型の専用測定装置を用いて、短時間(12分)で1検体ずつの測定が可能となることから、臨床現場即時検査(POCT:Point of Care Testing)にも対応した診断薬。
今回の使用目的追加により、「炎症性腸疾患の診断補助」および「クローン病の病態把握の補助」も対象となることから、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎及びクローン病)の診断補助から治療における病態把握の補助まで、幅広く対応できるようになる。「カルプロテクチンPOCT モチダ」を使用することで、内視鏡検査の回数が低減でき、患者の身体的・経済的負担軽減や臨床現場の負担軽減につながる。さらには、炎症性腸疾患患者の早期診断・早期治療開始の一助として、医療の質の向上、患者の生活の質(QOL)の維持・向上への貢献が期待できるという。
<ST>
「カルプロテクチンPOCT モチダ」は、スイスのBUHLMANN Laboratoriesから導入し、同社が製造、持田製薬がプロモーション、日水製薬が販売している体外診断用医薬品。イムノクロマト法を用いて糞便中のカルプロテクチン濃度を測定することで、腸管内の炎症を簡便に評価する。付属の抽出液入り専用容器により測定前の検体調製が容易で、別売している小型の専用測定装置を用いて、短時間(12分)で1検体ずつの測定が可能となることから、臨床現場即時検査(POCT:Point of Care Testing)にも対応した診断薬。
今回の使用目的追加により、「炎症性腸疾患の診断補助」および「クローン病の病態把握の補助」も対象となることから、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎及びクローン病)の診断補助から治療における病態把握の補助まで、幅広く対応できるようになる。「カルプロテクチンPOCT モチダ」を使用することで、内視鏡検査の回数が低減でき、患者の身体的・経済的負担軽減や臨床現場の負担軽減につながる。さらには、炎症性腸疾患患者の早期診断・早期治療開始の一助として、医療の質の向上、患者の生活の質(QOL)の維持・向上への貢献が期待できるという。
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