有機薬、前期経常が上振れ着地・今期は54％増益、前期配当を1円増額・今期は1円増配へ

　有機合成薬品工業 <4531> [東証Ｓ] が5月16日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期の経常利益(非連結)は前の期比2.3倍の3億9700万円に伸び、従来予想の3億3000万円を上回って着地。23年3月期も前期比53.7％増の6億1000万円に拡大する見通しとなった。5期連続増収になる。

　同時に、前期の年間配当を3円→4円(前の期は3円)に増額し、今期も前期比1円増の5円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の経常利益は前年同期比84.5％減の4000万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.6％→0.9％に急悪化した。

株探ニュース