あすか薬、上期経常を4倍上方修正

　あすか製薬 <4514> が8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比15.6％増の13.5億円に伸びた。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の3億円→12億円(前年同期は19.9億円)に4.0倍上方修正し、減益率が84.9％減→39.8％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の12億円(前期は30.7億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の8.4％→9.5％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、概ね計画通りに推移することが見込まれるため、前回発表予想からの修正はございません。利益面では、売上原価率の改善や、一部費用の第3四半期以降へのずれ込み等により、営業利益、経常利益は、前回発表予想を上回る見込みです。　また、特別損失として、導入品のライセンス契約終了に伴う損失203百万円が発生しましたが、経常利益の増加により、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても前回発表予想を上回る見込みです。　なお、通期の連結業績予想につきましては、現在精査中であり、業績予想の修正が必要となった場合には速やかに開示いたします。※上記の連結業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な不確定要素が内在しておりますので、実際の業績はこれらの予想数値とは異なる場合があります。