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本日のマザーズ先物は反発が予想される。29日の米国市場はヘッジファンドのマージンコールの報道を受け、金融システム混乱懸念に寄り付き後、下落した。米国内大手金融各社が、影響の有無や被害が「軽微」であることを明らかにすると警戒感が後退。さらに、バイデン大統領による3兆ドル規模のインフラ計画の詳細発表を今週控えているほか、ワクチン接種対象をさらに拡大する計画を発表すると経済活動再開への期待を受け、ダウは上昇に転じた。引けにかけ、上げ幅を拡大し史上最高値を更新して終了。一方、長期金利の上昇により、ハイテク株は弱く、ナスダックは終日軟調に推移した。本日のマザーズ先物は、米国市場でナスダックは小安く推移となったが、ナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。国内では、ヘッジファンドの巨額損失の騒動が一段落するとの見方から個人投資家のリスクセンチメントが改善し、市場の買い意欲が高まることが期待されている。また、日銀が地銀のDXに関する報告書を発表し、経費率の高い銀行ほどデジタル化が遅れていることが明らかになったと日本経済新聞社が報じている。この結果を受けて、今後もAI inside<4488>などデジタル化関連の息の長い成長が続くことが期待されよう。本日の上値のメドは1205.0pt、下値のメドは1110.0ptとする。
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