マザーズ指数は続伸、国内外株高で安心感、ココペリなど大幅高

本日のマザーズ市場では、一部銘柄の投機過熱問題が落ち着きつつある米国を中心に、国内外の株式市場が堅調だったことから買い安心感が広がった。売買代金上位銘柄の一角では投資資金の足の速さも見られたが、全体としては売り物が少なく、マザーズ指数は終日強含みの展開だった。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1473.27億円。騰落数は、値上がり280銘柄、値下がり55銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、時価総額上位のフリー<4478>やラクス<3923>、売買代金上位のバルミューダ<6612>やＢＡＳＥ<4477>が上昇。直近IPO（新規株式公開）銘柄のココペリ<4167>やエネチェンジ<4169>、このところ急動意を見せているリファインバス<6531>などは大幅高となった。また、住宅関連のグラン<3261>とアーキテクツＳＪ<6085>はストップ高水準で取引を終えた。一方、時価総額トップのメルカリ<4385>は小幅に下落。直近IPO銘柄のＫａｉｚｅｎＰＦ<4170>は買い一巡後に値を崩し、売買代金と下落率でトップとなった。その他ではＪＴＯＷＥＲ<4485>、ＨＥＮＮＧＥ<4475>などが軟調だった。
＜HK＞