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三洋化成工業のニュース
三洋化成工業<4471>は25日、広島大学病院において半月板損傷患者(半月板縫合術)を対象にしたシルクエラスチンを用いる新たな治療法の医師主導治験を2022年8月から開始することを発表した。シルクエラスチンは、生体組織の修復・再生促進の足場としての高い可能性がある機能性タンパク質。
治験の目的は、半月板縫合術に対してシルクエラスチン(P47K-WAS-MR)による治療を行い、P47K-WAS-MRの安全性を確認すること。今後、シルクエラスチンの適用により、これまでは半月板を切除しなければならなかった患者に対して、半月板を温存し、半月板を修正・再生する新たな治療法となることが期待できる。本治験の実施後、有効性の確認を行い、医療機器としての早期承認を目指すとしている。
広島大学整形外科学講座では同社との共同研究として、2017年よりシルクエラスチンを用いて半月板再生に対する基礎的研究を開始し、シルクエラスチンが半月板再生を促進させる効果があることを見出した。この結果をもとに、2018年より日本医療研究開発機構(AMED)「産学連携医療イノベーション創出プログラム(ACT-MS)」(課題名:革新的半月板損傷治療技術の創生研究)、その後2020年8月よりAMEDの「産学連携医療イノベーション創出プログラム(ACT-M)」(課題名:半月板損傷根治を目指す革新的治療技術の創生研究)の支援を受け、研究開発を加速させている。
これらの成果をもとに広島大学は2022年6月15日に医薬品医療機器総合機構に治験届を提出した。
<ST>
治験の目的は、半月板縫合術に対してシルクエラスチン(P47K-WAS-MR)による治療を行い、P47K-WAS-MRの安全性を確認すること。今後、シルクエラスチンの適用により、これまでは半月板を切除しなければならなかった患者に対して、半月板を温存し、半月板を修正・再生する新たな治療法となることが期待できる。本治験の実施後、有効性の確認を行い、医療機器としての早期承認を目指すとしている。
広島大学整形外科学講座では同社との共同研究として、2017年よりシルクエラスチンを用いて半月板再生に対する基礎的研究を開始し、シルクエラスチンが半月板再生を促進させる効果があることを見出した。この結果をもとに、2018年より日本医療研究開発機構(AMED)「産学連携医療イノベーション創出プログラム(ACT-MS)」(課題名:革新的半月板損傷治療技術の創生研究)、その後2020年8月よりAMEDの「産学連携医療イノベーション創出プログラム(ACT-M)」(課題名:半月板損傷根治を目指す革新的治療技術の創生研究)の支援を受け、研究開発を加速させている。
これらの成果をもとに広島大学は2022年6月15日に医薬品医療機器総合機構に治験届を提出した。
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