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三洋化成工業のニュース
<注目銘柄>=三洋化成、中国・アジア向けにSAP需要拡大継続へ
三洋化成工業<4471.T>は直近で昨年来高値更新の基調にあるが、PER11倍台と割安感が十分にあり、さらなる上値へと進みそうだ。
引き続き高吸水性樹脂(SAP)の需要が堅調だ。同社のSAPは主にプレミアム紙おむつ向けのため、価格競争の影響を受けにくい。同社のSAPの中国の生産能力(年産23万トン)は、全社ベースの6割強に達し、中国での紙おむつ需要拡大の恩恵を受けよう。また、18年夏にはマレーシアでのSAP工場(年産8万トン)が稼働予定で、中国に続き、経済成長に伴う紙おむつの需要が拡大しているアジア新興国でも数量拡大効果が期待できる。
また、自動車向けにエコカー用潤滑油添加剤や自動車内装表皮材用ウレタンビーズの需要が中期的に拡大する見通し。17年3月期は、連結経常利益145億円(前期比9%増)見込みだが、ナフサ価格の上昇に伴う値下げ圧力の低下や、円安(想定為替レート1ドル=105円)もあって上振れの公算が大きい。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
引き続き高吸水性樹脂(SAP)の需要が堅調だ。同社のSAPは主にプレミアム紙おむつ向けのため、価格競争の影響を受けにくい。同社のSAPの中国の生産能力(年産23万トン)は、全社ベースの6割強に達し、中国での紙おむつ需要拡大の恩恵を受けよう。また、18年夏にはマレーシアでのSAP工場(年産8万トン)が稼働予定で、中国に続き、経済成長に伴う紙おむつの需要が拡大しているアジア新興国でも数量拡大効果が期待できる。
また、自動車向けにエコカー用潤滑油添加剤や自動車内装表皮材用ウレタンビーズの需要が中期的に拡大する見通し。17年3月期は、連結経常利益145億円(前期比9%増)見込みだが、ナフサ価格の上昇に伴う値下げ圧力の低下や、円安(想定為替レート1ドル=105円)もあって上振れの公算が大きい。(仁)
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