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東名、今期経常を一転65%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/02/21 15:30
 東名 <4439> が2月21日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年8月期の連結経常利益を従来予想の6.8億円→1.5億円(前期は4.5億円)に77.1%下方修正し、一転して65.5%減益見通しとなった。
 同時に、9-2月期(上期)の連結経常損益も従来予想の1.6億円の黒字→1.9億円の赤字(前年同期は2.4億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2022年8月期第2四半期累計期間においては、2021年11月頃から日本卸電力取引所(以下、JEPX)における電力取引価格が当社の想定以上に上昇し、直近においても当初の想定と乖離した高水準で推移しております。電力小売販売では、供給電力の一定程度をJEPXから調達しているため、売上原価が大きく増加すると見込み、各段階利益は当初予想を下回ると見込んでおります。2022年8月期通期についても、JEPXからの電力調達価格が現行と同水準で推移すると仮定し、売上原価が増大すると見込み、各段階利益も当初予想を下回る見込みです。なお、電力調達価格のリスクを低減するため、電力低圧契約には、電力の調達価格に応じて売価を調整する「調達調整プラン」を順次導入し、当第3四半期会計期間において切り替えが完了すると見込んでおります。また、契約内容の変更ができない電力高圧契約については、契約先と協議を重ね途中解約で合意を得たため、当第3四半期会計期間中での解約を見込んでおり、それ以降では電力調達価格にともなうリスクは解消すると想定しております。なお、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う当社グループの業績への影響は軽微であります。また、個別業績予想の修正理由につきましては、連結業績予想と同様であります。2022年8月期第2四半期(累計)業績予想値1売上高・売上原価電力小売販売の保有契約数が順調に伸長しているため売上高395百万円(前回発表予想値比5.2%増)の増加となる見込みです。また、電力小売販売に係る電力調達価格が想定よりも高水準で推移しているため、売上原価が746百万円(同13.5%増)の増加となる見込みです。2営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益上記1に記載のとおり、売上原価の増加にともない、営業損失234百万円(前回発表予想値は営業利益139百万円)、経常損失193百万円(前回発表予想値は経常利益166百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失153百万円(前回発表予想値は親会社株主に帰属する四半期純利益79百万円)となる見込みです。2022年8月期通期業績予想値1売上高・売上原価第2四半期累計期間までの電力小売販売の好調が継続すると想定し、売上高488百万円(前回発表予想値比3.1%増)の増加となる見込みです。また、電力小売販売に係る電力調達価格を現行と同水準と仮定し、売上原価が832百万円(同7.4%増)の増加となる見込みです。2営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期期純利益上記1に記載のとおり、売上原価の増加に加え、新規顧客獲得に伴う販売費及び一般管理費が195百万円増加し、営業利益88百万円(同86.0%減)、経常利益156百万円(同77.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益62百万円(同85.8%減)となる見込みです。(注)上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探
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