Ｋｕｄａｎ、今期最終を赤字縮小に上方修正

　Ｋｕｄａｎ <4425> [東証Ｇ] が12月18日大引け後(16:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終損益を従来予想の5.5億円の赤字→2.7億円の赤字(前期は4.1億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4.3億円の赤字→1.5億円の赤字(前年同期は3.2億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当期においては、継続的なポンド・ユーロ・ドルの外貨高によるグループ内取引からの為替差益220百万円、海外政府からの研究開発補助金の当初想定からの増加50百万円を見込んでいることから、上記の通り通期業績予想を修正いたしました。　なお、売上高に関しましては、顧客製品化・ソリューション事業を中心に事業拡大が進展し、製品関連売上を中心に当初業績予想の達成に向けて好調に推移しているものの、その大部分が期末付近の計上となる見込みであり、精緻な売上着地金額の見積もりは現時点では困難であることから、当初業績予想を据え置きとしております。※ 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理性があると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社グループとして約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により予測と大きく異なる可能性があります。