バンクオブイ、非開示だった今期最終は赤字拡大へ

　バンク・オブ・イノベーション <4393> [東証Ｍ] が9月17日大引け後(15:00)に非開示だった業績見通しを発表。21年9月期の業績予想は連結最終損益が6億円の赤字(前期は7400万円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社グループは、事業が属する業界における激しい変化や機動的な投資判断を実施することを考慮して、2021年９月期の連結業績予想数値を非開示としておりましたが、期間の経過等により、合理的な業績予想の算定が可能となりましたので開示いたします。連結売上高については、今年４月より配信中のゲーム×マッチングアプリ『恋庭』が順調に売上を拡大しつつある一方、既存ゲーム２本の売上が減少傾向であり、前期実績（2020年９月期）と比較して減少する見込みであります。連結営業利益及び連結経常利益については、新作RPG、新規サービスの開発費用のほか、『恋庭』や事前登録を開始した新作RPG『メメントモリ』にかかる広告宣伝費など、当社グループの成長に向けた投資を積極的に行ってまいりました結果、前期実績（2020年９月期）と比較して減少する見込みであります。親会社株主に帰属する当期純利益については、連結経常利益に法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額の計上を考慮した予想数値を算出しております。今後の取り組みについて『恋庭』については、前述のとおり売上が順調に推移しております。これは、コロナ禍での『ゲーム恋活』需要の伸び、すなわちコロナ禍の自粛生活でなかなか新たな出会いがない中で、スマホゲームを楽しみながらも新たな出会いを期待している人が増えていることがその要因の一つであると考えており、ゲームを楽しむだけでつながる、会える時代が到来するのではないかと感じております。『恋庭』は、「ゲーム×マッチング×アバター」システムに関する特許（特許第6714757号）を取得しており、ゲームを楽しみながら気楽にマッチングをすることができます。今後、『ゲーム恋活』ができる利用者数No.1のアプリ(※)として、より一層、ユーザーの利便性を高めていくとともに認知拡大を進めてまいります。『メメントモリ』については、今年８月より公式ウェブサイト内及びSNSにて事前登録を開始しておりますが、人気声優や有名アーティストを起用していることもあり、公式Twitterのフォロワー数が3.5万人を突破するなど、すでに多くの反響をいただいております。今後も新たな人気声優や有名アーティストの参加の発表を予定しており、引き続き、配信開始に向けて準備を進めてまいりますので、今しばらくお待ちください。なお、『ミトラスフィア』及び『幻獣契約クリプトラクト』の中国本土展開にかかるミニマムギャランティに関して、2022年９月期第１四半期会計期間（2021年10月～12月）において、売上高として89百万円を計上する予定であります。(※) No.1ゲーム×マッチングアプリ (21年度8月　日本のAndroid マッチングカテゴリーにおける月間利用者数　App Annie調べ)なお、現時点で類似のアプリはないものと考えております。(注) 上記の予想は現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる場合がございます。