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明日の株式相場見通し=週末で持ち高調整の売り優勢、米株式の先行きに警戒感
あす(23日)の東京株式市場は、買い手掛かり材料難のなかでの週末とあって、持ち高を調整しようという売り姿勢が優勢となりそうだ。米国での3月利上げが意識されるなかで、米長期金利の上昇に伴う株式投資の妙味希薄化への警戒感が強まっており、円高・ドル安進行に一定の歯止めが掛かったとしても、それだけで買い姿勢を強める理由にはなり難いようだ。
市場関係者からは「現地21日に公表された、1月30~31日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が、3月の利上げを意識される内容と受け止められ、米長期金利が一時、2.95%と約4年1カ月ぶりの高水準となり、株式から債券への投資資金のシフト思惑から米株式市場は続落となった。先週から今週前半にかけての日経平均の戻りの背景には、NYダウが先行して反発基調を強めていたことがあり、米株式相場の足踏みは日経平均にも波及しそうだ」との見方が出ていた。
22日の東京株式市場は、前日の米国株が乱高下した後に安く引けたことで、リスクを回避する動きが優勢となった。日経平均は一時、前日比340円超の下げをみせる場面もあった。日経平均株価終値は、前日比234円37銭安の2万1736円44銭と反落した。
日程面では、BtoBに特化したインターネットマーケットプレイス事業を手掛けるMマート<4380.T>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、1月の消費者物価指数、1月の企業向けサービス価格指数、12月の毎月勤労統計確報値に注目。海外では、米豪首脳会談、英国を除く欧州連合(EU)27カ国の非公式首脳会合が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「現地21日に公表された、1月30~31日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が、3月の利上げを意識される内容と受け止められ、米長期金利が一時、2.95%と約4年1カ月ぶりの高水準となり、株式から債券への投資資金のシフト思惑から米株式市場は続落となった。先週から今週前半にかけての日経平均の戻りの背景には、NYダウが先行して反発基調を強めていたことがあり、米株式相場の足踏みは日経平均にも波及しそうだ」との見方が出ていた。
22日の東京株式市場は、前日の米国株が乱高下した後に安く引けたことで、リスクを回避する動きが優勢となった。日経平均は一時、前日比340円超の下げをみせる場面もあった。日経平均株価終値は、前日比234円37銭安の2万1736円44銭と反落した。
日程面では、BtoBに特化したインターネットマーケットプレイス事業を手掛けるMマート<4380.T>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、1月の消費者物価指数、1月の企業向けサービス価格指数、12月の毎月勤労統計確報値に注目。海外では、米豪首脳会談、英国を除く欧州連合(EU)27カ国の非公式首脳会合が焦点となる。(冨田康夫)
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