決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … Ｐアンチエイ、ＣＩＮＣ、ウイルコＨＤ (3月14日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の3月11日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　Ｐアンチエイ <4934>
　22年7月期第2四半期累計(21年8月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比5.4％減の23.2億円に減り、従来の6.4％増益予想から一転して減益で着地。

▲No.2　ストリーム <3071>
　22年1月期の連結経常利益は前の期比6.1％増の6.7億円に伸びたが、23年1月期は前期比3.2％減の6.5億円に減る見通しとなった。

▲No.5　シャノン <3976>
　22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の連結経常損益は7500万円の赤字(前年同期は1億0500万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4934> Ｐアンチエイ 　東Ｍ 　 -13.04 　　3/14　　上期　　　 -5.42
<3071> ストリーム 　　東２ 　 -10.79 　　3/14　本決算　　　 -3.24
<1436> フィット 　　　東Ｍ　　 -7.48 　　3/14　　　3Q　　　160.31
<4378> ＣＩＮＣ 　　　東Ｍ　　 -3.57 　　3/14　　　1Q　　　　　－
<3976> シャノン 　　　東Ｍ　　 -1.88 　　3/14　　　1Q　　　　赤転

<3444> 菊池製作 　　　ＪＱ　　 -1.65 　　3/14　　　3Q　　　　赤縮
<7831> ウイルコＨＤ 　東２　　 -1.35 　　3/14　　　1Q　　　-26.14
<7614> オーエムツー 　ＪＱ　　 -0.97 　　3/14　本決算　　　　4.06
<3804> システムディ 　ＪＱ　　 -0.90 　　3/14　　　1Q　　　 22.43

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース