【買い】㈱トリケミカル研究所（4369）25日移動平均をサポートラインに反発の可能性。リバウンド狙いのチャンスか= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【買い】㈱トリケミカル研究所（4369）

臭化水素などの半導体用高純度化学材料の研究開発・製造・販売を行う企業。
1978年設立、本社所在地は山梨県上野原市。

■注目理由
8月31日に決算を発表。
平成29年1月期第2四半期（2-7月）の業績は前年同期比で売上高が+10.9％、経常利益が+10.8％。
通期計画に対する進捗率は5年平均の69.3％を下回る43.9％となったが、直近3カ月の実績である5-7月期の経常利益は前年同期比で+12.9％となり、売上営業利益率も前年同期の15.3％から17.5％に上昇しており、全体的に好調と言えるだろう。

チャートを見ると、10月27日から大幅下落が続いている。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が10月24日付で同社の投資判断を「Buy(買い)」、目標株価を3000円に新規設定したことが買い材料視され、25日は上場来高値を更新。（出典：2016年10月25日　Kabutanニュース）
利益確定売りが優勢となった形だが、上昇中の25日移動平均が下支えとなり株価は間もなくリバウンドするだろう。
11月の投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。