ネクシィーズ が9月4日大引け後(15:30)に業績修正を発表。13年9月期の連結最終利益を従来予想の1.9億円→12.9億円(前期は4.1億円)に6.6倍上方修正し、一転して3.1倍増益を見込み、一気に8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終利益も従来予想の3.7億円→14.7億円(前年同期は0.9億円)に4.0倍増額し、増益率が4.0倍→16倍に拡大する見通しとなった。
株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結通期業績予想修正の理由　当社が101,980株（持分比率81.45％）保有する連結子会社である株式会社ブランジスタ株式を、楽天株式会社等に20,909株(持分比率16.70％)譲渡することといたしました。株式譲渡額は1,359百万円であり、本株式譲渡によって、平成25年9月期（連結）に特別利益として関係会社株式売却益を約1,100百万円計上する予定であ»続く
ります。これに伴い、連結の当期純利益項目について増加することが見込まれるため、前述のとおり業績予想を修正するものであります。　なお、今回の株式譲渡後も株式会社ブランジスタの当社連結子会社の位置付けに変更はございません。　　株式譲渡内容a.譲渡前の当社保有株式数　101,980株（議決権数の割合：81.45％）b.譲渡株数　　　　　　 　 　 20,909株c.譲渡後の当社保有株式数　81,071株（議決権数の割合：64.75％）d.譲渡人　　　　　　　　　株式会社ネクシィーズe.譲受人　　　　　　　　　楽天株式会社、株式会社幻冬舎 等f.譲渡価格　 　　　　　65,000円（１株当たり）g.株式譲渡総額　　　　　　1,359百万円h.譲渡日　　　　　　　　　平成25年9月4日および平成25年9月13日（予定）譲渡の理由　当社連結子会社、株式会社ブランジスタが2007年よりスタートした「電子雑誌」は、タブレット型電子デバイスやスマートフォンが登場する以前から無料で読める新しい表現力をもったインターネットメディアとして現在７誌をリリースしております。　中でも毎月発刊する旅行ウェブマガジン「旅色」の月間読者数は80万人以上であり、広告クライアントとなる宿泊施設・飲食店・レジャー施設など、約3,000施設を掲載する媒体に成長いたしました。　また2012年11月より、“ちょい不良（ワル）オヤジ”で一世を風靡し、人気男性ライフスタイル誌「LEON」を驚異的なヒット雑誌に育て上げた岸田一郎を編集長に迎え、編集力や提案力を強化し新体制で電子雑誌を展開しております。　同社の実績として、楽天トラベル株式会社（旅行予約サイト：楽天トラベル）へ、旅行ウェブマガジン「旅色Seasonal Style」を提供しており、楽天株式会社（インターネット・ショッピングモール：楽天市場）へは、男性ファッションウェブマガジン「GOODA」を提供しております。　また、出版業界でこれまで数々のミリオンセラーを生み出してきた株式会社幻冬舎は、出版物に関する高い編集力やノウハウを持っており、電子雑誌の監修を委託しております。　今回の株式譲渡により、楽天株式会社および株式会社幻冬舎等とのアライアンス関係を強化することで、電子雑誌のさらなる拡大を図ってまいります。譲渡後の株主構成　　株主名 　　保有株式数　　 持分比率　株式会社ネクシィーズ 81,071株 64.75%　楽天株式会社 15,024株 12.00%　SBIグループ（※） 7,695株 6.15%　ジャフコグループ（※） 6,500株 5.19%　株式会社幻冬舎 6,436株 5.14%　株式会社レプロエンタテインメント 4,898株 3.91%　見城徹 1,538株 1.23%　本間憲 1,538株 1.23%　ニッセイ・キャピタル（※） 500株 0.40%　合計 　125,200株 100.00%（※）複数または単独の投資事業組合による保有であります。