東邦システム、今期経常を9％上方修正・6期ぶり最高益更新へ

　東邦システムサイエンス <4333> が1月31日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比44.2％増の10.6億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の12.3億円→13.4億円(前期は10.8億円)に8.9％上方修正し、増益率が14.1％増→24.2％増に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の5.4億円→6.5億円(前年同期は6.6億円)に20.1％増額し、減益率が17.5％減→0.9％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比18.2％増の3.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.2％→10.3％に上昇した。

株探ニュース