ＣＥＨＤ、今期経常を一転16％減益に下方修正

　ＣＥホールディングス <4320> [東証Ｓ] が7月29日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年9月期の連結経常利益を従来予想の13.5億円→10.5億円(前期は12.5億円)に22.2％下方修正し、一転して16.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6億円→3億円(前年同期は4.2億円)に49.5％減額し、一転して27.1％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社グループの連結売上高につきましては、主力製品である電子カルテシステム「ＭＩ・ＲＡ・Ｉｓシリーズ」の販売は順調に推移しているものの、医薬品・医療機器等の臨床開発支援やデジタルマーケティング支援が減少していることなどから、前回発表予想を下回る見込みとなりました。利益面におきましては、売上高の減少に伴う売上総利益の減少により、営業利益及び経常利益は前回発表予想を下回る見通しとなっております。親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、以上の要因に加え、上記1.（２）に記載のサンカクカンパニーに係るのれん償却額や、マイクロン及びサンカクカンパニーに係る固定資産の減損損失の計上により、前回発表予想を下回る見通しとなりました。なお、Ｖ字回復に向けた今後の施策は策定済みであり、その内容につきましては、本日公表の「通期業績予想の修正に関する補足説明資料」の記載をあわせてご覧ください。当社ホームページURL: https://www.ce-hd.co.jp/wp-content/uploads/2024/07/20240729_syuseihosoku.pdf