オンラインイベント関連の強調続く、相次ぐ展示会中止で存在感◇

　オンラインイベント関連の一角にスポットライトが当たっている。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの展示会やイベントが中止を余儀なくされるなか、インターネットを活用したオンラインによる展示会やセミナーなどが急速に拡大していることが背景にある。

　ＩＴ系ネットメディア事業を展開するアイティメディア<2148.T>は２月に「イベントのオンライン移行を支援する取り組みを強化」すると発表しており、株価は年初来高値圏を舞う展開。Ｊストリーム<4308.T>もきょうは２１７５円まで買われ年初来高値を更新した。同社は、４月にワンストップオンライン配信パッケージ「イベキャス」の提供を開始するなど攻勢を強めている。きのう、ブイキューブ＜3681.T＞と企業の効率的なオンラインセミナー開催を⽀援するサービス連携を開始すると発表したシャノン<3976.T>はストップ高カイ気配となっている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS