Ｊストリームの上げ足止まらず、大幅高で１３年ぶりの高値圏をまい進

　Ｊストリーム<4308.T>が大幅高で３連騰、前日まで２日連続のストップ高を演じたが、きょうも利益確定の売り物を吸収して上値指向を加速、一時２００円を超える上昇で注目を集めている。時価は２００７年春先以来、約１３年ぶりの高値圏を走っている。動画のストリーミング配信を手掛け、ライブ配信やオンデマンド配信などで需要を獲得し業績に反映させている。日本国内でも次世代通信規格５Ｇの商用化が目前に迫っているが、ｅスポーツ関連の配信などの分野において５Ｇ環境は同社のサービス付加価値化に大きく貢献することが予想され、中期的な追い風が強い。足もとの業績も好調で１９年４～１２月期営業利益は前年同期比８６％増益を達成、２０年３月期は前期比３４％増の４億２０００万円を見込んでいる。

出所：MINKABU PRESS