フェイス、前期経常を4.7倍上方修正

　フェイス <4295> [東証Ｐ] が5月12日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の3000万円→1億4000万円(前の期は8億2100万円)に4.7倍上方修正し、減益率が96.3％減→82.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億0400万円の赤字→9400万円の赤字(前年同期は1億5400万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期連結業績につきましては、売上高はほぼ前回予想通りの15,300百万円を見込んでおります。営業損失は販売費及び一般管理費が想定よりも良化し、またレーベル事業においてマネジメント収入等を計上することにより、前回予想より140百万円増となる90百万円を見込んでおります。経常利益は投資事業組合損等を計上することにより140百万円を見込んでおります。親会社株主に帰属する四半期純損失は減損損失および投資有価証券評価損等による特別損失164百万円を計上することにより330百万円を見込んでおります。(注) 上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、今後様々な要因により実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。