竹本容器、上期経常を一転1％増益に上方修正

　竹本容器 <4248> が7月16日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の7.7億円→10億円(前年同期は9.9億円)に30.4％上方修正し、一転して0.5％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の16.4億円(前期は17.8億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第２四半期累計期間につきましては、日本、中国の市場において需要が回復基調にあることを背景に新規案件並びに追加注文が増加し売上高は予想数値に対して増加しました。原価面で樹脂原材料価格の上昇、昨年は免除されていた中国国内の社会保険料負担の復活などの要因はあるものの、売上高の増加に伴う売上総利益の増加、中国人民元、インドルピーに対する円相場の下落（円安）などにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前回予想金額に対して増加いたしました。なお、通期の連結業績予想については、下半期における様々な要因の変動を勘案し変更はいたしません。今後通期の連結業績予想の修正が必要となった場合には速やかに開示する予定であります。