サンエー化研、前期最終を2.3倍上方修正・4期ぶり最高益更新へ

　サンエー化研 <4234> [ＪＱ] が4月28日大引け後(15:15)に業績修正を発表。21年3月期の連結最終損益を従来予想の4.8億円の黒字→11億円の黒字(前の期は13.3億円の赤字)に2.3倍上方修正し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3億円の黒字→9.2億円の黒字(前年同期は14.5億円の赤字)に3.0倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は前回公表時よりも一部製品で受注が増加し予想を上回り増収となりました。損益面につきましては、売上高増加に伴う増益に加え生産合理化を継続したことから収益性が改善し、営業利益は増益となりました。経常利益は為替差益等の営業外収益が前回公表時の予想を上回ったこともあり増益となりました。親会社に帰属する当期純利益は負ののれん発生益を計上したこと及び政策保有株式の売却を進め投資有価証券売却益を計上したこともあり増益となりました。なお、負ののれん発生益につきましては本日公表の「特別利益の計上に関するお知らせ」をご覧下さい。