サンエー化研、前期最終を一転赤字に下方修正

　サンエー化研 <4234> [ＪＱ] が5月1日大引け後(15:15)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終損益を従来予想の1.2億円の黒字→13.4億円の赤字(前の期は1.8億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結営業利益は従来予想の1.8億円→1.8億円(前の期は3.2億円)に0.6％上方修正し、減益率が44.8％減→44.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の500万円の黒字→14.6億円の赤字(前年同期は0.1億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は2020年3月期第4四半期において営業外費用及び特別損失を計上いたします。これにより2020年2月14日に開示した業績予想を修正いたします。なお、営業外費用及び特別損失の内容、金額につきましては本日開示した「特別損失及び営業外費用の計上に関するお知らせ」をご覧下さい。また、今回の業績予想の修正による期末配当金予想の修正はございません。【参考】一株当たり期末配当金予想：9円（中間配当金を含めた1株当たり年間配当金：18円）