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<動意株・24日>(大引け)=ショーケースTV、メニコン、サンウッドなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/01/24 15:04
 ショーケース・ティービー<3909.T>=後場に入りストップ高。一部サイトで、出資先であるリアルワールドゲームス(東京都中央区)が現在、事前登録受付中の「BitHunters(ビットハンターズ)」を紹介しており、同ゲームに対する期待感から買いが入っているようだ。「BitHunters」は、「日常を冒険に!」をキーワードとした、現実世界を歩いて気軽に冒険を楽しめるスマートフォン向けのリアルワールドゲーム。実際に街を歩き、街のあちこちに現れたモンスターと戦うというRPG風の設定に加えて、仮想通貨を組み合わせるとしていることから、関心が一気に高まっているようだ。

 メニコン<7780.T>=大幅続伸。同社は23日の取引終了後、動物眼科医療を専門に眼科機器やサプリメントを販売する子会社メニワンが、犬や猫の関節の健康維持を期待したサプリメント「関節やわらぎ酵母」を22日に発売したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。「関節やわらぎ酵母」は、主成分に酒酵母とラクトフェリンを含んでおり、酒酵母に含まれるSAM-eの抗酸化作用や抗炎症作用により関節の健康維持が期待できるサプリメント。関節疾患を有する犬猫に30日間、本製品を経口投与した結果、40~50%の犬猫の症状が改善された臨床結果も得られたとあり、関節の健康維持効果が期待できるとしている。

 サンウッド<8903.T>=後場一段高。この日はきょう付の日本経済新聞で、「2018年3月期の単独税引き利益は、前期比で約7割増の3億円弱となるもようだ」と報じられたことを受けて高く始まったが、午前9時45分に、18年3月期単独業績予想について、営業利益を5億400万円から5億4000万円(前期比4.1倍)へ、純利益を2億4000万円から2億8000万円(同64.7%増)へ上方修正を発表しており、これが好材料視されている。プロジェクトの進捗状況を考慮し、広告宣伝費などの費用が削減される見通しとなったことが要因という。なお、売上高は115億8400万円(同71.4%増)で据え置いている。上方修正の正式発表が改めて好感されているようだ。

 ニチバン<4218.T>=急伸し、上場来高値を更新。SMBC日興証券が23日付で、投資評価を新規に「1」、目標株価3850円でカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。同証券では、メディカル事業(ヘルスケア)における高収益製品の生産能力というボトルネックが解消され、プロモーションの積極化による成長加速の準備が整ったことや、採算性重視の営業戦略と新規分野の開拓によりテープ事業の収益下振れリスクが軽減したことに注目。今後はメディカル事業の成長性を織り込む形でバリュエーション拡大が起きると見込む。なお、18年3月期営業利益は会社計画の43億円に対して45億3000万円を予想。また、19年3月期は同48億円、20年3月期は同53億8000万円を見込んでいる。

 両毛システムズ<9691.T>=ストップ高。同社は23日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年4~12月)連結決算が、売上高91億2200万円(前年同期比7.1%増)、営業利益2億9500万円(前年同期300万円の赤字)、最終利益2億1500万円(同700万円)となり、営業黒字に転じたことが好感されている。公共事業セグメントでソフトウエア開発・システム販売分野が堅調に推移し採算が改善したことが寄与。また、社会・産業事業セグメントで車載系組込ソフトウエア開発支援業務が引き続き堅調に推移したことや、エネルギー市場の規制緩和による都市ガス自由化対応商談、ガス事業者向け「GIOS(ジーオス)」などが堅調に推移したことも業績を押し上げた。

 新川<6274.T>=後場に入って一時ストップ高。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が23日付で、新規に新川の投資判断を「バイ」、目標株価を2100円でカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。同証券では、AI、IoT、SNS、動画ストリーミングなどの普及に伴うメモリやGPUなど向けの半導体実装装置およびPoP(Package on Package)、FO-WLP(Fan Out Wafer Level Package)など各種パッケージ関連装置に対する需要の増大を見込むほか、ハイエンドから汎用モデルまで網羅するフリップチップボンダの強い競争力と、NAND向けダイボンダ、ワイヤボンダの需要の増加を評価している。これら装置市場の拡大とボンディング装置の競争力向上による受注機会の拡大などで、19年3月期は営業利益20億円(18年3月期会社予想3億1000万円)を見込み、業績は長期低迷局面を脱出すると予想。20年3月期も同30億円を見込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ
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