タキロンＣＩ、今期最終を11％上方修正、配当も2円増額

　タキロンシーアイ <4215> が2月4日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比45.9％増の58億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の55億円→61億円(前期は53.3億円)に10.9％上方修正し、増益率が3.2％増→14.4％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の20.2億円→26.2億円(前年同期は32.4億円)に29.7％増額し、減益率が37.8％減→19.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の23円→25円(前期は22円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比22.9％増の23.2億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の7.9％→6.1％に悪化した。

株探ニュース