決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 協和キリン、野村不ＨＤ、電算システム (5月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月30日から1日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　電算システム <3630>
　20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比48.4％増の11.6億円に拡大し、1-6月期(上期)計画の11.5億円に対する進捗率が100.8％とすでに上回り、さらに5年平均の58.5％も超えた。

★No.2　共和レ <3553>
　20年3月期の連結経常利益は前の期比7.6％増の21.9億円に伸び、従来予想の20.5億円を上回って着地。

★No.3　野村不ＨＤ <3231>
　20年3月期の連結経常利益は前の期比5.4％増の730億円に伸び、4期ぶりに過去最高益を更新した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3630> 電算システム 　東１ 　 +21.56 　　5/ 1　　　1Q　　　 48.40
<3553> 共和レ 　　　　東１　　 +3.76 　　5/ 1　本決算　　　　　－
<3231> 野村不ＨＤ 　　東１　　 +2.54 　　5/ 1　本決算　　　　　－
<4215> タキロンＣＩ 　東１　　 +2.38 　　5/ 1　本決算　　　　　－
<4151> 協和キリン 　　東１　　 +1.99 　　5/ 1　　　1Q　　　 26.56

<7931> 未来工業 　　　東１　　 +1.77 　　5/ 1　本決算　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース