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<動意株・16日>(大引け)=サンウェルズ、アステリア、ジーエヌアイなど
サンウェルズ<9229.T>=大幅高で上場来高値更新。パーキンソン病専門の有料老人ホームを展開するほか、介護サービスにも力を入れている。老人ホームは脳神経内科病院と連携し、継続的な専門的治療を受けられるほか、リハビリプログラムも充実、看護師による服薬管理などのサポートなどで高評価を得ている。ニッチトップ企業の強みを生かして新規開設を加速させており、業容拡大による収益成長に期待が大きい。23年3月期は営業利益段階で前の期比2.9倍と変貌したが、24年3月期も同利益は前期比倍増の29億4700万円を予想。更に25年3月期も施設数拡大効果でトップライン、利益ともに高水準の伸びが見込まれる状況にある。
アステリア<3853.T>=後場強含み4日ぶり反発。この日、デジタル機器やエッジコンピューター、クラウドをノーコードで連携できる統合プラットフォーム「新Gravio」の提供を7月3日に開始すると発表した。チャットGPTによる連携基盤の自動構築機能を備えたとあって、手掛かり視されたようだ。分散した現場で管理されている情報資産を専用クラウドサービスで統合し、管理・活用することが可能になる。既存データベースとの連携基盤構築に必要な検索命令文をチャットGPTが自動で生成し、設定作業の効率化にもつながる。年間約1億円の売り上げを目標としているという。
ジーエヌアイグループ<2160.T>=ストップ高。15日の取引終了後、子会社Cullgen(カルジェン)がアステラス製薬<4503.T>との間で、革新的なタンパク質分解誘導剤創出に向け共同研究と独占的オプション契約を締結したと発表。今後の展開を期待した買いが膨らんでいる。カルジェンはアステラスから契約一時金3500万ドル(1ドル=140円換算で49億円)を受領する。また、アステラスがリードプログラムに関するライセンスオプションを行使した場合に8500万ドル(同119億円)、更にライセンスオプションとプログラムの進捗に応じたマイルストン最大19億ドル(同2660億円)と製品の売り上げに応じたロイヤルティーを受領する可能性がある。
フィックスターズ<3687.T>=大幅高で1500円台に駆け上がる。顧客企業のソフトウェアを高速化させる技術で群を抜く競争力を誇る。富士通<6702.T>と協働するスーパーコンピューター分野での展開や、将来的に生成AI技術の成長ドライバーとして注目される量子コンピューター分野でも関連最右翼としてマーケットの視線を集めている。業績も絶好調で22年9月期営業利益は前の期比67%増益を達成、23年9月期も前期比23%増益の20億円と連続ピーク利益更新を見込むが、一段の上振れも視野に入る。きょうは、さくらインターネット<3778.T>がAI開発向けスパコン開発で経済産業省が資金支援するとの報道を受けて、大量の買い注文を集めストップ高人気となっており、同社株にもその連想が働き物色人気を助長している面もあるようだ。
さくらインターネット<3778.T>=物色の矛先向かいストップ高。世界的に生成AIの市場拡大が進むなか、国内でも国策として同分野のインフラ整備に注力する動きが出始めている。そうしたなか、経済産業省が国内での生成AI開発の基盤づくりに乗り出し、さくらネットが近く整備するスーパーコンピューターの経費の半額を補助すると日本経済新聞が報じており、これを材料視する買いが集中している。AI開発向けで国内最高の計算能力を持つとされ、さくらネットはクラウドを通じて生成AIの開発を手掛けるスタートアップなどにスパコンの計算能力を安価で提供するのを条件に、経産省から財政支援を受ける形で2024年以降にサービスを開始、日本の生成AIの開発力底上げにつなげると日経新聞は伝えている。市場では「(さくらネットは)クラウド関連でスパコン周辺企業との認識はあったが、ピンポイントで国策絡みの支援材料が出るというのは予想されていなかったので、それだけにサプライズが大きかった」(中堅証券ストラテジスト)という声が聞かれた。
スパイダープラス<4192.T>=値を飛ばす。800円近辺のもみ合いを抜け年初来高値を更新。建築図面・現場管理者アプリを手掛け、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献する。15日取引終了後、同社が開発した「SPIDERPLUS PARTNER」に「ChatGPT」を組み込んだ人工知能(AI)支援機能の提供を開始することを発表、これを材料視する買いを誘導している。株式需給面では信用買い残の整理が進んでおり、その分上値が軽くなっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
アステリア<3853.T>=後場強含み4日ぶり反発。この日、デジタル機器やエッジコンピューター、クラウドをノーコードで連携できる統合プラットフォーム「新Gravio」の提供を7月3日に開始すると発表した。チャットGPTによる連携基盤の自動構築機能を備えたとあって、手掛かり視されたようだ。分散した現場で管理されている情報資産を専用クラウドサービスで統合し、管理・活用することが可能になる。既存データベースとの連携基盤構築に必要な検索命令文をチャットGPTが自動で生成し、設定作業の効率化にもつながる。年間約1億円の売り上げを目標としているという。
ジーエヌアイグループ<2160.T>=ストップ高。15日の取引終了後、子会社Cullgen(カルジェン)がアステラス製薬<4503.T>との間で、革新的なタンパク質分解誘導剤創出に向け共同研究と独占的オプション契約を締結したと発表。今後の展開を期待した買いが膨らんでいる。カルジェンはアステラスから契約一時金3500万ドル(1ドル=140円換算で49億円)を受領する。また、アステラスがリードプログラムに関するライセンスオプションを行使した場合に8500万ドル(同119億円)、更にライセンスオプションとプログラムの進捗に応じたマイルストン最大19億ドル(同2660億円)と製品の売り上げに応じたロイヤルティーを受領する可能性がある。
フィックスターズ<3687.T>=大幅高で1500円台に駆け上がる。顧客企業のソフトウェアを高速化させる技術で群を抜く競争力を誇る。富士通<6702.T>と協働するスーパーコンピューター分野での展開や、将来的に生成AI技術の成長ドライバーとして注目される量子コンピューター分野でも関連最右翼としてマーケットの視線を集めている。業績も絶好調で22年9月期営業利益は前の期比67%増益を達成、23年9月期も前期比23%増益の20億円と連続ピーク利益更新を見込むが、一段の上振れも視野に入る。きょうは、さくらインターネット<3778.T>がAI開発向けスパコン開発で経済産業省が資金支援するとの報道を受けて、大量の買い注文を集めストップ高人気となっており、同社株にもその連想が働き物色人気を助長している面もあるようだ。
さくらインターネット<3778.T>=物色の矛先向かいストップ高。世界的に生成AIの市場拡大が進むなか、国内でも国策として同分野のインフラ整備に注力する動きが出始めている。そうしたなか、経済産業省が国内での生成AI開発の基盤づくりに乗り出し、さくらネットが近く整備するスーパーコンピューターの経費の半額を補助すると日本経済新聞が報じており、これを材料視する買いが集中している。AI開発向けで国内最高の計算能力を持つとされ、さくらネットはクラウドを通じて生成AIの開発を手掛けるスタートアップなどにスパコンの計算能力を安価で提供するのを条件に、経産省から財政支援を受ける形で2024年以降にサービスを開始、日本の生成AIの開発力底上げにつなげると日経新聞は伝えている。市場では「(さくらネットは)クラウド関連でスパコン周辺企業との認識はあったが、ピンポイントで国策絡みの支援材料が出るというのは予想されていなかったので、それだけにサプライズが大きかった」(中堅証券ストラテジスト)という声が聞かれた。
スパイダープラス<4192.T>=値を飛ばす。800円近辺のもみ合いを抜け年初来高値を更新。建築図面・現場管理者アプリを手掛け、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献する。15日取引終了後、同社が開発した「SPIDERPLUS PARTNER」に「ChatGPT」を組み込んだ人工知能(AI)支援機能の提供を開始することを発表、これを材料視する買いを誘導している。株式需給面では信用買い残の整理が進んでおり、その分上値が軽くなっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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