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大阪有機化学工業のニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「☆副業時代の株式投資☆アナリストが考えたほったらかし投資で安定収入!「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2020年1月26日16時に執筆
株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。
レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。
「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。
そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。
☆今週の2銘柄はこちら!!
■ディスコ<6146>
岩井コスモ証券が1月20日に投資判断「A(強気)」を据え置き、目標株価を27,000円→31,000円に引き上げたことが伝わっています。
レポートの内容は「2019年後半以降半導体メモリメーカーの稼働率は高水準で推移している模様で、同社の製造装置の力強い回復につながる」というもの。半導体関連の回復のシナリオは、市場ではすでに織り込み済みであり、それほどサプライズはないと思われます。しかし、同証券では来期の経常利益は今期予想比+14%の403億円を予想するなど具体的な数値に言及しており、株価は短期的に来期の予想を織り込みにいくことが考えられます。
チャートは高値圏ですが、2017年11月に付けた高値28,390円を超えてくると、30,000円台も視野に入れた動きに発展するのではないかと、私は注目しています。
■大阪有機化学工業<4187>
東海東京調査センターが1月21日に投資判断を新規に「OUTPERFORM(強気)」、目標株価を2,840円としたことが伝わっています。
このレポートで私が注目しているのは、目標株価との乖離率が47%と大きいことです。40%を超えるレポートは月に数回あるかないかくらいの珍しさで、市場へのインパクトも大きいと思われます。
株価は2,000円手前の高値圏にあり、レポートで指摘する「5G時代の本格的な到来を迎え、今後は半導体の最先端分野の市場の伸びが期待できる」という内容はある程度織り込み済みの可能性がありますが、こういうレポートはキッカケ次第で一方通行になりやすいものだと思っています。仮に今回の目標株価の乖離の大きさを材料に2,000円台を超えてくれば、売り方の買い戻しを巻き込みながら過熱感を無視した上昇になることもあるかもしれません。
※ブログでは株価レーティングを利用した投資法の運用記録を公開しています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:☆副業時代の株式投資☆アナリストが考えたほったらかし投資で安定収入!「トランプ式投資術」
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※2020年1月26日16時に執筆
株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。
レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。
「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。
そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。
☆今週の2銘柄はこちら!!
■ディスコ<6146>
岩井コスモ証券が1月20日に投資判断「A(強気)」を据え置き、目標株価を27,000円→31,000円に引き上げたことが伝わっています。
レポートの内容は「2019年後半以降半導体メモリメーカーの稼働率は高水準で推移している模様で、同社の製造装置の力強い回復につながる」というもの。半導体関連の回復のシナリオは、市場ではすでに織り込み済みであり、それほどサプライズはないと思われます。しかし、同証券では来期の経常利益は今期予想比+14%の403億円を予想するなど具体的な数値に言及しており、株価は短期的に来期の予想を織り込みにいくことが考えられます。
チャートは高値圏ですが、2017年11月に付けた高値28,390円を超えてくると、30,000円台も視野に入れた動きに発展するのではないかと、私は注目しています。
■大阪有機化学工業<4187>
東海東京調査センターが1月21日に投資判断を新規に「OUTPERFORM(強気)」、目標株価を2,840円としたことが伝わっています。
このレポートで私が注目しているのは、目標株価との乖離率が47%と大きいことです。40%を超えるレポートは月に数回あるかないかくらいの珍しさで、市場へのインパクトも大きいと思われます。
株価は2,000円手前の高値圏にあり、レポートで指摘する「5G時代の本格的な到来を迎え、今後は半導体の最先端分野の市場の伸びが期待できる」という内容はある程度織り込み済みの可能性がありますが、こういうレポートはキッカケ次第で一方通行になりやすいものだと思っています。仮に今回の目標株価の乖離の大きさを材料に2,000円台を超えてくれば、売り方の買い戻しを巻き込みながら過熱感を無視した上昇になることもあるかもしれません。
※ブログでは株価レーティングを利用した投資法の運用記録を公開しています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:☆副業時代の株式投資☆アナリストが考えたほったらかし投資で安定収入!「トランプ式投資術」
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