三井化学、今期最終を10％下方修正

　三井化学 <4183> [東証Ｐ] が2月3日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比36.7％減の649億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1050億円→950億円(前期は1099億円)に9.5％下方修正し、減益率が4.5％減→13.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の606億円→506億円(前年同期は339億円)に16.5％減額し、増益率が78.4％増→49.0％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比22.8％減の205億円に減り、売上営業利益率は前年同期の10.0％→7.2％に悪化した。

株探ニュース