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三井化学のニュース
3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:個別材料株での短期的な値幅取り狙いが中心
■九州電、21/3業績予想 営業利益600億円、コンセンサス範囲内
■前場の注目材料:大阪ガス、“昆虫の羽”で抗ウイルス、大阪ガス子会社KRIが表面処理技術
■個別材料株での短期的な値幅取り狙いが中心
3日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうである。2日の米国市場では、NYダウが143ドル安だった。中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の主席が2日、国内の不動産バブルに加えて米欧の金融市場のバブルが弾ける可能性を懸念すると表明したことから、利益確定の売りが優勢となったようである。セクター別では、素材や消費者サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が下げている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の29520円。円相場は1ドル106円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小じっかりのスタートとなりそうだ。米株先物の下落を受けた昨日の後場に入ってからの弱い流れにより、米国市場の下げについては織り込まれている面もありそうだ。しかし、半導体株の弱さからSOX指数は下落していることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となりやすいだろう。また、足元では値動きの荒さが目立っており、先物主導のインデックス売買に振らされやすい需給状況である。29500円辺りでの底堅さが意識されたとしても、戻りの鈍さがいったん意識されると、売り仕掛け的な流れに向かいやすいだろう。
そのため日経平均は25日線が支持線として意識されると考えられるものの、5日線辺りでの強弱感は対立しやすいところであろう。物色については景気敏感セクターにシフトしやすいところであると考えられるが、首都圏の緊急事態宣言の延長が警戒されているため、仕掛け的な売りには注視しておきたいところである。そのため、インデックスに振らされやすい状況のなか、個人主体による個別材料株での短期的な値幅取り狙いが中心。政策期待などの関連銘柄への循環物色に向かいやすいだろう。
■九州電、21/3業績予想 営業利益600億円、コンセンサス範囲内
九州電<9508>は2021年3月期業績予想を発表。営業利益は前期比6%減の600億円とした。コンセンサス(600~660億円)の範囲内。寒波による電気やLNGの臨時調達コストが重荷となる一方で、発電所の修繕繰り越しで経費を抑制。
■前場の注目材料
・シカゴ日経225先物は上昇(29520、大阪比+30)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・海外コロナ向けワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・大阪ガス<9532>“昆虫の羽”で抗ウイルス、大阪ガス子会社KRIが表面処理技術
・東京センチュリー<8439>「空飛ぶタクシー」リースの独新興に出資
・NEC<6701>宇宙船開発にAI導入、ロッキードと複数年のライセンス検討
・トヨタ<7203>社債5000億円発行、SDGs向け先端技術開発
・リコー<7752>30年度に再生エネ50%、ESG目標8年前倒し
・兼松<8020>車で新事業、車両データをAI解析
・伊藤忠<8001>新会社、アスリート向けファン構築支援
・丸紅<8002>丸紅など、国内不動産仲介を本格化、米大手事業モデル導入
・ホンダ<7267>ホンダなど国内外4社、コンソーシアム創設、交換式バッテリー普及
・安川電<6506>50年排出ゼロ、生産・製品で環境負荷低減
・不二越<6474>事業部制を明確化、営業・開発・製販を統括
・JDI<6740>脈波測定向け薄型生体センサー、読み取り速度4倍超
・三菱電<6503>稼働データの収集基盤構築、スマート家電開発に活用
・三井化学<4183>中国の不織布製造社売却、日・タイに資源集中
・帝人<3401>ソーラールーフ開発、豪社とモビリティー向け
・東洋紡<3101>高濃度濃縮海水再利用システム、海水淡水化プラント向け
・メニコン<7780>中国で近視矯正用コンタクトのオルソレンズ拡販
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・10:30 片岡日銀審議委員あいさつ
・片岡日銀審議委員会見
<海外>
・09:30 豪・10-12月期GDP(前年比予想:-1.9%、7-9月期:-3.8%)
・10:45 中・2月財新サービス業PMI(予想:51.5、1月:52.0) <ST>
■株式見通し:個別材料株での短期的な値幅取り狙いが中心
■九州電、21/3業績予想 営業利益600億円、コンセンサス範囲内
■前場の注目材料:大阪ガス、“昆虫の羽”で抗ウイルス、大阪ガス子会社KRIが表面処理技術
■個別材料株での短期的な値幅取り狙いが中心
3日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうである。2日の米国市場では、NYダウが143ドル安だった。中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の主席が2日、国内の不動産バブルに加えて米欧の金融市場のバブルが弾ける可能性を懸念すると表明したことから、利益確定の売りが優勢となったようである。セクター別では、素材や消費者サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が下げている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の29520円。円相場は1ドル106円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小じっかりのスタートとなりそうだ。米株先物の下落を受けた昨日の後場に入ってからの弱い流れにより、米国市場の下げについては織り込まれている面もありそうだ。しかし、半導体株の弱さからSOX指数は下落していることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となりやすいだろう。また、足元では値動きの荒さが目立っており、先物主導のインデックス売買に振らされやすい需給状況である。29500円辺りでの底堅さが意識されたとしても、戻りの鈍さがいったん意識されると、売り仕掛け的な流れに向かいやすいだろう。
そのため日経平均は25日線が支持線として意識されると考えられるものの、5日線辺りでの強弱感は対立しやすいところであろう。物色については景気敏感セクターにシフトしやすいところであると考えられるが、首都圏の緊急事態宣言の延長が警戒されているため、仕掛け的な売りには注視しておきたいところである。そのため、インデックスに振らされやすい状況のなか、個人主体による個別材料株での短期的な値幅取り狙いが中心。政策期待などの関連銘柄への循環物色に向かいやすいだろう。
■九州電、21/3業績予想 営業利益600億円、コンセンサス範囲内
九州電<9508>は2021年3月期業績予想を発表。営業利益は前期比6%減の600億円とした。コンセンサス(600~660億円)の範囲内。寒波による電気やLNGの臨時調達コストが重荷となる一方で、発電所の修繕繰り越しで経費を抑制。
■前場の注目材料
・シカゴ日経225先物は上昇(29520、大阪比+30)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・海外コロナ向けワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・大阪ガス<9532>“昆虫の羽”で抗ウイルス、大阪ガス子会社KRIが表面処理技術
・東京センチュリー<8439>「空飛ぶタクシー」リースの独新興に出資
・NEC<6701>宇宙船開発にAI導入、ロッキードと複数年のライセンス検討
・トヨタ<7203>社債5000億円発行、SDGs向け先端技術開発
・リコー<7752>30年度に再生エネ50%、ESG目標8年前倒し
・兼松<8020>車で新事業、車両データをAI解析
・伊藤忠<8001>新会社、アスリート向けファン構築支援
・丸紅<8002>丸紅など、国内不動産仲介を本格化、米大手事業モデル導入
・ホンダ<7267>ホンダなど国内外4社、コンソーシアム創設、交換式バッテリー普及
・安川電<6506>50年排出ゼロ、生産・製品で環境負荷低減
・不二越<6474>事業部制を明確化、営業・開発・製販を統括
・JDI<6740>脈波測定向け薄型生体センサー、読み取り速度4倍超
・三菱電<6503>稼働データの収集基盤構築、スマート家電開発に活用
・三井化学<4183>中国の不織布製造社売却、日・タイに資源集中
・帝人<3401>ソーラールーフ開発、豪社とモビリティー向け
・東洋紡<3101>高濃度濃縮海水再利用システム、海水淡水化プラント向け
・メニコン<7780>中国で近視矯正用コンタクトのオルソレンズ拡販
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・10:30 片岡日銀審議委員あいさつ
・片岡日銀審議委員会見
<海外>
・09:30 豪・10-12月期GDP(前年比予想:-1.9%、7-9月期:-3.8%)
・10:45 中・2月財新サービス業PMI(予想:51.5、1月:52.0) <ST>
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