決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … オキサイド、ココナラ、室町ケミカル (7月15日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ロゼッタ <6182>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比60.8％減の7100万円に大きく落ち込み、通期計画の4億5000万円に対する進捗率は15.8％にとどまり、5年平均の37.0％も下回った。

▲No.2　東京衡機 <7719>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比79.7％減の3100万円に大きく落ち込み、3-8月期(上期)計画の1億4500万円に対する進捗率は21.4％にとどまり、5年平均の74.8％も下回った。

▲No.3　テンダ <4198>
　21年5月期の連結経常利益は前の期比12.8％増の3.3億円に伸びたが、22年5月期は前期比7.7％減の3.1億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6182> ロゼッタ 　　　東Ｍ 　 -15.10 　　7/15　　　1Q　　　-60.77
<7719> 東京衡機 　　　東２ 　 -10.98 　　7/15　　　1Q　　　-79.74
<4198> テンダ 　　　　ＪＱ 　 -10.82 　　7/15　本決算　　　 -7.74
<7360> オンデック 　　東Ｍ　　 -9.70 　　7/15　　上期　　　　　－
<3823> アクロディア 　東２　　 -9.47 　　7/15　　　3Q　　　　赤拡

<4176> ココナラ 　　　東Ｍ　　 -9.06 　　7/15　　　3Q　　　　　－
<5817> ＪＭＡＣＳ 　　東２　　 -8.46 　　7/15　　　1Q　　　　黒転
<8254> さいか屋 　　　東２　　 -8.07 　　7/15　　　1Q　　　　赤縮
<7357> ジオコード 　　ＪＱ　　 -6.60 　　7/15　　　1Q　　　　　－
<6521> オキサイド 　　東Ｍ　　 -5.90 　　7/15　　　1Q　　　　　－

<1407> ウエストＨＤ 　ＪＱ　　 -5.01 　　7/15　　　3Q　　　 30.20
<3987> エコモット 　　東Ｍ　　 -4.38 　　7/15　　　3Q　　　　　－
<5341> アサヒ陶 　　　東２　　 -4.21 　　7/15　　上期　　　-31.03
<7879> ノダ 　　　　　東２　　 -3.96 　　7/15　　上期　　　 18.63
<3266> ファンクリＧ 　ＪＱ　　 -3.00 　　7/15　　上期　　　　赤転

<3810> サイステップ 　東２　　 -2.98 　　7/15　本決算　　　　　－
<4645> 市進ＨＤ 　　　ＪＱ　　 -1.97 　　7/15　　　1Q　　　　赤縮
<4885> 室町ケミカル 　ＪＱ　　 -1.51 　　7/15　本決算　　　 12.39
<7997> くろ工 　　　　東２　　 -1.06 　　7/15　　上期　　　　黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース