日ピグメンが続落、１６年３月期業績と配当予想を下方修正

　日本ピグメント<4119.T>が続落。２２日の取引終了後、１６年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の４３５億円から４１３億円（前期比６．３％減）へ、営業利益を同５億３０００万円から３億３０００万円（同３６．９％増）へ、純利益を同３億円から１億６０００万円（同２６．６％減）へ下方修正したことが嫌気されている。
　上期に、家電産業向けの樹脂用着色剤が需要回復の遅れから想定を下回ったほか、東南アジアも域内全体で景気減速の広がりから各拠点の売り上げが伸び悩んだことが響くとみている。また、業績予想の修正に伴い、従来８円を予定していた期末一括配当を５円（前期８円）にするとあわせて発表した。

日ピグメンの株価は９時４５分現在２２５円（▼３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）