決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … 花王、ＨＯＹＡ、ＮＴＴデータ (2月4日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の2月3日から4日の決算発表を経て5日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＥＰＳ <4282>
　20年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比43.8％減の8.9億円に落ち込み、通期計画の63.2億円に対する進捗率は14.1％にとどまり、5年平均の24.7％も下回った。

▲No.3　エディオン <2730>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.0％減の113億円に減り、通期計画の198億円に対する進捗率は57.5％にとどまり、5年平均の80.7％も下回った。

▲No.4　ＮＴＴデータ <9613>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比2.4％減の923億円となり、通期計画の1450億円に対する進捗率は63.7％となり、前年同期の64.4％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2317> システナ 　　　東１　　 -7.51 　　2/ 4　　　3Q　　　 14.70
<4282> ＥＰＳ 　　　　東１　　 -7.10 　　2/ 4　　　1Q　　　-43.76
<2730> エディオン 　　東１　　 -6.65 　　2/ 4　　　3Q　　　-25.02
<9613> ＮＴＴデータ 　東１　　 -6.13 　　2/ 4　　　3Q　　　 -2.39
<4114> 日触媒 　　　　東１　　 -4.84 　　2/ 4　　　3Q　　　-46.21

<4471> 三洋化 　　　　東１　　 -4.60 　　2/ 4　　　3Q　　　-25.57
<8945> 社宅サービス 　東１　　 -4.39 　　2/ 4　　上期　　　-14.47
<7741> ＨＯＹＡ 　　　東１　　 -4.34 　　2/ 4　　　3Q　　　　5.55
<1417> ミライトＨＤ 　東１　　 -4.19 　　2/ 4　　　3Q　　　 -4.50
<6644> 大崎電 　　　　東１　　 -4.13 　　2/ 4　　　3Q　　　 14.48

<4319> ＴＡＣ 　　　　東１　　 -3.62 　　2/ 4　　　3Q　　　　2.99
<9042> 阪急阪神 　　　東１　　 -2.48 　　2/ 4　　　3Q　　　 -0.79
<4215> タキロンＣＩ 　東１　　 -2.45 　　2/ 4　　　3Q　　　-27.76
<6908> イリソ電子 　　東１　　 -2.06 　　2/ 4　　　3Q　　　-30.23
<4208> 宇部興 　　　　東１　　 -1.45 　　2/ 4　　　3Q　　　-25.38

<9810> 日鉄物産 　　　東１　　 -1.13 　　2/ 4　　　3Q　　　 -1.89
<9728> 日本管財 　　　東１　　 -1.03 　　2/ 4　　　3Q　　　　2.43
<1814> 大末建 　　　　東１　　 -0.92 　　2/ 4　　　3Q　　　-34.34
<9001> 東武 　　　　　東１　　 -0.92 　　2/ 4　　　3Q　　　　7.68
<2112> 塩水糖 　　　　東１　　 -0.87 　　2/ 4　　　3Q　　　 -2.01

<4536> 参天薬 　　　　東１　　 -0.78 　　2/ 4　　　3Q　　　-10.62
<8074> ユアサ商 　　　東１　　 -0.57 　　2/ 4　　　3Q　　　　1.47
<9302> 三井倉ＨＤ 　　東１　　 -0.56 　　2/ 4　　　3Q　　　　2.17
<4508> 田辺三菱 　　　東１　　 -0.20 　　2/ 4　　　3Q　　　-56.50
<4231> タイガポリ 　　東１　　 -0.18 　　2/ 4　　　3Q　　　-40.12

<4452> 花王 　　　　　東１　　 -0.13 　　2/ 4　本決算　　　　6.81

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース