日触媒、今期税引き前を34％下方修正

　日本触媒 <4114> が7月31日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期の連結税引き前利益を従来予想の320億円→210億円(前期は321億円)に34.4％下方修正し、減益率が0.4％減→34.6％減に拡大する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結税引き前利益も従来予想の160億円→90億円(前年同期は164億円)に43.8％下方修正し、減益率が2.9％減→45.4％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　第2四半期累計期間においては、製品の海外市況が想定よりも低位に推移した一方で、原料価格が想定より高い水準になり、スプレッドが縮小すること、また、米中貿易摩擦の影響などにより需要が減少していることを受けて販売数量も想定を下回ることなどから、前回発表値を下方修正いたしました。通期の業績予想については、第2 四半期累計期間と同様の傾向が下期も続くことを見込み、前回発表値を下方修正いたしました。（注）上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は今後様々な要因により大きく異なる可能性があります。