Ｖテクやアルバックなど有機ＥＬ関連株が高い、シャープの積極投資で再注目

　ブイ・テクノロジー<7717.T>やアルバック<6728.T>など有機ＥＬ関連株が高い。台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業による買収提案を受け入れることを決定したシャープ<6753.T>は、有機ＥＬパネルの研究開発、量産化に向け２０００億円を投じることを発表。これを受け、有機ＥＬ向け投資が一段と活発化するとの期待が膨らんでいる。

　Ｖテクは、スマートフォン用の有機ＥＬパネルの画質を「４Ｋ」レベルに高める製造技術を開発しているほか、アルバック<6728.T>は有機ＥＬディスプレーの製造技術を持つ。有機ＥＬの発光材料を手掛け独自技術を擁している保土谷化学工業<4112.T>も買われている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）