丸尾カル、前期経常を一転10％増益に上方修正

　丸尾カルシウム <4102> [東証２] が4月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の1億8000万円→3億0600万円(前の期は2億7900万円)に70.0％上方修正し、一転して9.7％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億1700万円→2億4300万円(前年同期は6200万円)に2.1倍増額し、増益率が88.7％増→3.9倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、下半期に中国が景気回復したことや自動車などが好調に推移したことにより見込み通りの売上を達成できる見込みとなりました。利益面につきましては、売上高が順調に回復したことで工場稼働率が上昇し、設備計画の見直しやWEB会議などの活用などコスト削減に努めました結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が予想を上回る見込みとなりました。注）上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としており、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。