自動車底入れで見直し買い資金流入、直近高値更新で上昇加速へ
業種：化学
時価総額：234億円
PER：9.72倍
PBR：0.83倍
自動車排気ガス触媒や燃料電池車向けなどのジルコニウム化合物が主力で、市場首位を誇るトップメーカー。電子部品等の高度な技術を支える材料や自動車に用いられるジルコニア酸素センサーなども手掛けており、ブレーキ材料などにももれなく採用されている。さらに、強度に優れたファインセラミックスなどは工業用機械に備え付けられるだけでなく歯科材料などにも用いられている。
業績面においては昨年11/14に中間決算を発表、これと合わせて通期予想の売上高を期初比4.1％減、利益はそれぞれ同10％減に下方修正したが、中国における自動車販売減少と在庫調整の影響が大きいとみられる。一方で近年の環境規制強化の影響から自動車排ガス中の有害物質を取り除くための助触媒として大気汚染の軽減、浄化に貢献する同社製品は需要増が見込まれ、下期は緩慢ながら回復が見込まれる。
株価は上記決算内容をうけて一時的に売られる場面があったものの調整期間は短く済み、それ以後は緩やかに回復基調を辿っている。今後は自動車メーカー各社がこぞって新開発を急ぐ自動車の燃料電池や太陽電池などにも同社のジルコニウム化合物が用いられていることから、自動車業界に対する市場注目度の高まりに伴ってテーマ性を帯びてくると予想。直近では戻り高値更新して次なる相場への予兆も感じ取れる。
時価総額：234億円
PER：9.72倍
PBR：0.83倍
自動車排気ガス触媒や燃料電池車向けなどのジルコニウム化合物が主力で、市場首位を誇るトップメーカー。電子部品等の高度な技術を支える材料や自動車に用いられるジルコニア酸素センサーなども手掛けており、ブレーキ材料などにももれなく採用されている。さらに、強度に優れたファインセラミックスなどは工業用機械に備え付けられるだけでなく歯科材料などにも用いられている。
業績面においては昨年11/14に中間決算を発表、これと合わせて通期予想の売上高を期初比4.1％減、利益はそれぞれ同10％減に下方修正したが、中国における自動車販売減少と在庫調整の影響が大きいとみられる。一方で近年の環境規制強化の影響から自動車排ガス中の有害物質を取り除くための助触媒として大気汚染の軽減、浄化に貢献する同社製品は需要増が見込まれ、下期は緩慢ながら回復が見込まれる。
株価は上記決算内容をうけて一時的に売られる場面があったものの調整期間は短く済み、それ以後は緩やかに回復基調を辿っている。今後は自動車メーカー各社がこぞって新開発を急ぐ自動車の燃料電池や太陽電池などにも同社のジルコニウム化合物が用いられていることから、自動車業界に対する市場注目度の高まりに伴ってテーマ性を帯びてくると予想。直近では戻り高値更新して次なる相場への予兆も感じ取れる。
