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堺化学工業のニュース
<動意株・8日>(大引け)=堺化学、セガサミー、日本CMKなど
堺化学工業<4078.T>=後場動意づく。同社はきょう午後2時20分頃に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しを前期比62.6%増の70億円(従来予想は60億円)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高の見通しも同5.8%減の800億円(従来予想は773億円)に上方修正。足もとで積層セラミックスコンデンサー向け誘電体及び誘電体材料が車載用途向けや通信機器向けに好調なほか、酸化チタンがグラビアインキ向けを中心に各用途で伸長していることが主な要因だとしている。
セガサミーホールディングス<6460.T>=後場急伸。同社は午前11時30分に22年3月期連結業績予想について、売上高は3120億円から3050億円(前期比9.8%増)へ下方修正するものの、営業利益を200億円から230億円(同3.5倍)へ、純利益を140億円から150億円(同11.8倍)へ上方修正すると発表しており、好感されている。各利益見通しの上方修正は、エンタテインメントコンテンツ事業が好調に推移していることにより、当初の会社計画を上回る見込みとなったため。22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は146億7800万円(前年同期は30億7600万円の赤字)だった。あわせて、2400万株(発行済み株式総数に対する割合10.19%)もしくは300億円を上限とする自己株式の取得枠を設定すると発表しており、こちらも材料視されているようだ。取得期間は21年11月9日から22年6月30日まで。中期財務戦略において積極的な成長投資を進める一方で、余剰資金を適切に株主還元する方針としており、資本構成の最適化に向けた対応として、自己株式取得を行うとしている。
日本CMK<6958.T>=急動意。前週末5日の取引終了後、27年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表しており、最終年度に売上高1000億円(21年3月期699億6700万円)、営業損益80億円の黒字(同16億7600万円の赤字)を目指すとしたことから、意欲的な中計との評価が高まっているようだ。中計では、今後自動車の電動化が進み拡大するCASE需要の取り込みに向けて、事業構造改革による生産効率化や、車載製品の高付加価値シフトによる収益改善を図る方針だ。同時に22年3月期の連結業績予想について、売上高を750億円から770億円(前期比10.1%増)へ、営業利益を15億円から18億円(前期16億7600万円の赤字)へ、純利益を10億円から11億円(同18億6800万円の赤字)へ上方修正しており、これも好材料視されている。世界全体での自動車販売台数の回復を背景に、主力の車載分野が想定を上回る見込みとなったことが要因としている。
田中化学研究所<4080.T>=異色の上昇波形成。株価は10月27日にマドを開けて買われた後も利益確定売りを吸収し、陽線連打で異色の上昇波を形成中。リチウムイオン電池向け正極材料を主力に手掛けるが、世界的なEVシフトの動きが基幹部品であるリチウムイオン電池の需給を逼迫させた状態にあり、同社のビジネスチャンス拡大につながっている。ここニッケルやコバルトの市況高騰の影響も反映し利益が急増しており、22年3月期営業利益は従来予想の6億5000万円の赤字から一転して8億円の黒字に修正したことでポジティブサプライズとなった。
イルグルム<3690.T>=ストップ高。前週末5日の取引終了後、21年9月期決算を発表し、売上高は29億5700万円(前の期比12.9%増)、営業利益は3億6500万円(同32.0%増)で着地。続く22年9月期業績予想は売上高36億円(前期比21.7%増)、営業利益4億7000万円(同28.6%増)となり、売上高・営業利益ともに連続で過去最高を更新する見通しとなったことが好感されているようだ。前期は、広告効果測定プラットフォームなどを提供する主力のマーケティングプラットフォーム事業でEC業界など非対面ビジネス領域顧客向けの売り上げが伸長したほか、EC構築などを手掛ける商流プラットフォーム事業も好調だった。今期も、既存サービスの成長や周辺サービス強化などにより増収増益を見込む。あわせて、自社株買いの実施を発表した。上限を10万株(発行済み株数の1.58%)、または1億円としており、取得期間は11月10日から2022年1月24日まで。
メガチップス<6875.T>=7連騰で新値街道を走る。同社は特定用途向け半導体のファブレスメーカーで任天堂<7974.T>向け売上比率が高い。前週末5日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の43億円から60億円(前期比19%増)に大幅増額、減益見通しから一転して2割近い増益見通しに変わったことで株価を強く刺激する格好となった。ゲームソフトウェア格納用LSIの需要が会社側想定以上に好調で収益を押し上げ、2期連続のピーク利益更新となる。株価は前週末取引時間中に約半年ぶりに年初来高値を更新、きょうは18年3月以来となる4000円大台乗せとなった
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
セガサミーホールディングス<6460.T>=後場急伸。同社は午前11時30分に22年3月期連結業績予想について、売上高は3120億円から3050億円(前期比9.8%増)へ下方修正するものの、営業利益を200億円から230億円(同3.5倍)へ、純利益を140億円から150億円(同11.8倍)へ上方修正すると発表しており、好感されている。各利益見通しの上方修正は、エンタテインメントコンテンツ事業が好調に推移していることにより、当初の会社計画を上回る見込みとなったため。22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は146億7800万円(前年同期は30億7600万円の赤字)だった。あわせて、2400万株(発行済み株式総数に対する割合10.19%)もしくは300億円を上限とする自己株式の取得枠を設定すると発表しており、こちらも材料視されているようだ。取得期間は21年11月9日から22年6月30日まで。中期財務戦略において積極的な成長投資を進める一方で、余剰資金を適切に株主還元する方針としており、資本構成の最適化に向けた対応として、自己株式取得を行うとしている。
日本CMK<6958.T>=急動意。前週末5日の取引終了後、27年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表しており、最終年度に売上高1000億円(21年3月期699億6700万円)、営業損益80億円の黒字(同16億7600万円の赤字)を目指すとしたことから、意欲的な中計との評価が高まっているようだ。中計では、今後自動車の電動化が進み拡大するCASE需要の取り込みに向けて、事業構造改革による生産効率化や、車載製品の高付加価値シフトによる収益改善を図る方針だ。同時に22年3月期の連結業績予想について、売上高を750億円から770億円(前期比10.1%増)へ、営業利益を15億円から18億円(前期16億7600万円の赤字)へ、純利益を10億円から11億円(同18億6800万円の赤字)へ上方修正しており、これも好材料視されている。世界全体での自動車販売台数の回復を背景に、主力の車載分野が想定を上回る見込みとなったことが要因としている。
田中化学研究所<4080.T>=異色の上昇波形成。株価は10月27日にマドを開けて買われた後も利益確定売りを吸収し、陽線連打で異色の上昇波を形成中。リチウムイオン電池向け正極材料を主力に手掛けるが、世界的なEVシフトの動きが基幹部品であるリチウムイオン電池の需給を逼迫させた状態にあり、同社のビジネスチャンス拡大につながっている。ここニッケルやコバルトの市況高騰の影響も反映し利益が急増しており、22年3月期営業利益は従来予想の6億5000万円の赤字から一転して8億円の黒字に修正したことでポジティブサプライズとなった。
イルグルム<3690.T>=ストップ高。前週末5日の取引終了後、21年9月期決算を発表し、売上高は29億5700万円(前の期比12.9%増)、営業利益は3億6500万円(同32.0%増)で着地。続く22年9月期業績予想は売上高36億円(前期比21.7%増)、営業利益4億7000万円(同28.6%増)となり、売上高・営業利益ともに連続で過去最高を更新する見通しとなったことが好感されているようだ。前期は、広告効果測定プラットフォームなどを提供する主力のマーケティングプラットフォーム事業でEC業界など非対面ビジネス領域顧客向けの売り上げが伸長したほか、EC構築などを手掛ける商流プラットフォーム事業も好調だった。今期も、既存サービスの成長や周辺サービス強化などにより増収増益を見込む。あわせて、自社株買いの実施を発表した。上限を10万株(発行済み株数の1.58%)、または1億円としており、取得期間は11月10日から2022年1月24日まで。
メガチップス<6875.T>=7連騰で新値街道を走る。同社は特定用途向け半導体のファブレスメーカーで任天堂<7974.T>向け売上比率が高い。前週末5日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の43億円から60億円(前期比19%増)に大幅増額、減益見通しから一転して2割近い増益見通しに変わったことで株価を強く刺激する格好となった。ゲームソフトウェア格納用LSIの需要が会社側想定以上に好調で収益を押し上げ、2期連続のピーク利益更新となる。株価は前週末取引時間中に約半年ぶりに年初来高値を更新、きょうは18年3月以来となる4000円大台乗せとなった
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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