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関東電化工業のニュース
<注目銘柄>=関電化、3次元NAND普及加速で強力な追い風吹く
関東電化工業<4047.T>は調整一巡、再び上値追い態勢を強めることになりそうだ。1000円近辺の時価は絶好の買い場といえる。
スマートフォンの高機能化に加え、電装化が進む自動車向けに半導体需要は拡大の一途だ。さらに、今後はビッグデータの普及加速とそれを背景としたデータセンター増設の動き。さらに、あらゆるものをインターネットでつなぐIoT社会の到来が待っており、半導体はこれまでのシリコンサイクルから離脱した超活況期を迎える可能性が高まっている。
そのなか、半導体向け特殊ガスを手掛ける同社には追い風が強い。特に配線材料ガスであるWF6には強烈な引き合いがあり、増産に次ぐ増産を繰り返す状況にある。現在、半導体の大容量化・高速化ニーズを満たす革命的なメモリーとして脚光を浴びるのが立体方向に積層化された3次元NAND型フラッシュメモリーであり、今後主流を担っていく可能性が高い。チップ構造が複雑な分だけ同社が製造するWF6などの特殊ガスも通常より増量効果が見込まれ、今後の収益を牽引していく公算が大きい。
17年3月期営業利益は前期比横ばいの86億円を会社側では見込んでいるが、18年3月期は96億円前後と2ケタ成長が視野に入りそうだ。時価PERは10倍前後と株価指標面でも割安感があり、大幅な水準訂正余地を暗示している。(銀)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
スマートフォンの高機能化に加え、電装化が進む自動車向けに半導体需要は拡大の一途だ。さらに、今後はビッグデータの普及加速とそれを背景としたデータセンター増設の動き。さらに、あらゆるものをインターネットでつなぐIoT社会の到来が待っており、半導体はこれまでのシリコンサイクルから離脱した超活況期を迎える可能性が高まっている。
そのなか、半導体向け特殊ガスを手掛ける同社には追い風が強い。特に配線材料ガスであるWF6には強烈な引き合いがあり、増産に次ぐ増産を繰り返す状況にある。現在、半導体の大容量化・高速化ニーズを満たす革命的なメモリーとして脚光を浴びるのが立体方向に積層化された3次元NAND型フラッシュメモリーであり、今後主流を担っていく可能性が高い。チップ構造が複雑な分だけ同社が製造するWF6などの特殊ガスも通常より増量効果が見込まれ、今後の収益を牽引していく公算が大きい。
17年3月期営業利益は前期比横ばいの86億円を会社側では見込んでいるが、18年3月期は96億円前後と2ケタ成長が視野に入りそうだ。時価PERは10倍前後と株価指標面でも割安感があり、大幅な水準訂正余地を暗示している。(銀)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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