4,730円
住友精化のニュース
冶金工 <5480> 2,778円 (+332円、+13.6%)
東証1部の上昇率4位。日本冶金工業 <5480> が6日続急騰。同社は3日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を1310億円から1420億円(前期比26.2%増)へ、営業利益を130億円から140億円(同2.3倍)へ、純利益を75億円から95億円(同2.5倍)へ、年間配当予想を80円から120円(前期は45円)へ上方修正すると発表した。22年3月期第3四半期累計(4-12月)連結営業利益は113億6500万円(前年同期比2.6倍)だった。ステンレス特殊鋼業界では生産用機械などの設備投資が堅調に推移し、電子部品や輸送機器の生産量回復、電気機器向けの輸出拡大により需要は増加した。同社グループの戦略分野である高機能材も太陽光発電関連向け、半導体製造設備関連向けの需要が堅調に推移しており、販売価格の適正化などに努めた結果、業績は当初の計画を上回る見込みになったとしている。
■日本通信 <9424> 194円 (+23円、+13.5%)
東証1部の上昇率5位。日本通信 <9424> が急反騰。3日の取引終了後に22年3月期第3四半期累計(21年4-12月)の決算を発表し、営業損益は1億9900万円の黒字となり、前年同期の2億4400万円の赤字から転換した。7年ぶりとなる通期黒字化への期待が一段と高まっているとみられ、これを受けて買いが入ったようだ。売上高は、前年同期比39.9%増の33億8600万円で着地した。大手携帯事業者と同等の音声定額プランを提供する「日本通信SIM」ブランドが安定的に伸びていることが業績に貢献した。なお、通期見通しについては引き続き非開示としている。
■日ケミコン <6997> 1,868円 (+216円、+13.1%)
東証1部の上昇率6位。日本ケミコン <6997> が急反騰。同社は3日取引終了後に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを前期比2.6倍の78億円(従来予想は67億円)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高の見通しも同23.7%増の1370億円(従来予想は1320億円)に上方修正。主力の車載関連市場や産機関連市場などの旺盛な需要が追い風になっているという。なお、米国集団民事訴訟の和解金を特別損失として計上したことから、最終損益の見通しは従来予想の46億円の黒字から132億円の赤字(前期は20億3800万円の黒字)に引き下げた。
■コナミHD <9766> 6,870円 (+720円、+11.7%)
東証1部の上昇率8位。コナミホールディングス <9766> が急反騰。3日の取引終了後、22年3月期第3四半期累計(21年4-12月)の決算を発表。営業利益が前年同期比48.8%増の603億1100万円と大幅増益で着地しており、これが好感されたようだ。売上高も同12.0%増の2150億4800万円と良好だった。 新型コロナウイルス感染症の影響から復調基調にあり、全事業で増収増益となった。モバイルゲームが引き続き好調だったほか、アミューズメント施設への来場者が回復傾向にあることやカジノ向け機器の販売が伸びたことが業績を押し上げた。また、スポーツクラブ運営などを行うスポーツ事業も、不採算店舗の撤退といった取り組みが奏功し業績改善が進んだ。
■寿スピリッツ <2222> 5,340円 (+500円、+10.3%)
東証1部の上昇率9位。寿スピリッツ <2222> が急反騰。同社は3日取引終了後、22年3月期第3四半期(10-12月)の3ヵ月間における連結営業利益が22億7800万円(前年同期比2.0倍)と発表しており、4四半期ぶりに黒字転換したことが好感されたようだ。22年3月期第3四半期累計(4-12月)でみても連結営業利益は8億6000万円(前年同期は23億700万円の赤字)と黒字転換した。通期計画は1億5000万円(前期は28億9000万円の赤字)。「ルタオ」のケイシイシイや「因幡の白うさぎ」の寿製菓・但馬寿などのセグメントが営業黒字となった。
■住友精化 <4008> 3,330円 (+260円、+8.5%)
住友精化 <4008> が3日続急伸。3日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1090億円から1150億円(前期比11.4%増)へ、営業利益を70億円から80億円(同20.8%減)へ、純利益を50億円から55億円(同22.7%減)へ上方修正したことが好感された。中国市場での需要増加や人民元高により吸水性樹脂事業の収益が増加するほか、ガス・エンジニアリング事業における販売増なども寄与する見込み。なお、同時に発表した第3四半期累計(21年4-12月)決算は、売上高842億3400万円(前年同期比11.9%増)、営業利益65億5600万円(同14.1%減)、純利益47億2300万円(同15.8%減)だった。
■昭電線HD <5805> 1,884円 (+136円、+7.8%)
昭和電線ホールディングス <5805> が急反発。同社は3日取引終了後、足もとの業績推移などを総合的に勘案し、22年3月期の年間配当予想を40円から50円(前期は20円)へ上方修正すると発表した。22年3月期第3四半期累計(4-12月)連結営業利益は82億3300万円(前年同期比62.2%増)で、こちらも好感されたもよう。通期計画95億円(前期比25.2%増)に対する進捗率は86.7%。電線業界では、建設・電販向け電線の需要は前年同期比で減少したものの、自動車向け電線や民間設備投資による電気機械向け電線の需要が総じて堅調だったとしている。
■フジHD <4676> 1,256円 (+86円、+7.4%)
フジ・メディア・ホールディングス <4676> が急伸。3日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を5201億円から5234億円(前期比0.7%増)へ、営業利益を275億円から296億円(同81.9%増)へ上方修正したことが好感された。第3四半期累計期間の業績が広告市場のコロナ禍からの回復傾向が顕著となったことなどにより増収増益となったことに加えて、メディア・コンテンツ事業の売り上げが回復し、コスト削減への取り組みが奏功していることが要因としている。また、サンケイビルの保有物件の売却も業績に貢献する見通し。なお、純利益は218億円(同2.2倍)の従来予想を据え置いた。あわせて発表した第3四半期累計(21年4-12月)決算は、売上高3952億7100万円(前年同期比1.4%増)、営業利益263億3400万円(同78.3%増)、純利益265億900万円(同27.1%増)だった。
■日テレHD <9404> 1,295円 (+87円、+7.2%)
日本テレビホールディングス <9404> が3日続急伸。同社は3日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を4000億円から4050億円(前期比3.5%増)へ、営業利益を460億円から550億円(同59.3%増)へ、純利益を410億円から460億円(同91.3%増)へ上方修正すると発表した。メディア・コンテンツ事業における日本テレビ放送網のスポット収入が当初の想定を上回る見込みであることや、コストコントロールの進捗などが理由。22年3月期第3四半期累計(4-12月)連結営業利益は448億3500万円(前年同期比85.0%増)だった。メディア・コンテンツ事業におけるスポーツ中継番組のタイム収入やスポット収入の回復が寄与したほか、生活・健康関連事業で新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものの、スポーツクラブに対する休館の要請が限定的であったことなどが背景とした。
■ミロク情報 <9928> 1,278円 (+75円、+6.2%)
ミロク情報サービス <9928> が急反発。4日午後2時ごろ、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を40億3000万円から46億円(前期比1.6%増)へ、純利益を38億1000万円から43億3000万円(同63.1%増)へ上方修正し、あわせて38円を予定していた期末一括配当予想を45円(前期38円)へ引き上げたことが好感された。売上高は374億円から365億円(同7.1%増)へ下方修正したものの、中堅・中小企業向けの主力ERP 製品の販売が大きく伸長していることに加えて、新規顧客へのシステム導入に伴うソフトウェア保守収入やクラウドサービスの利用社数の増加が利益を押し上げる。また、ERP製品の一部サブスクリプション型での提供により、ストック型の安定的なサービス収入が好調に推移していることも寄与する。なお、第3四半期累計(4-12月)決算は、売上高272億6700万円(前年同期比9.2%増)、営業利益37億9500万円(同5.3%増)、純利益39億1500万円(同97.3%増)だった。
■加賀電子 <8154> 3,190円 (+185円、+6.2%)
加賀電子 <8154> が急反発。3日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を4700億円から4750億円(前期比12.5%増)へ、営業利益を150億円から175億円(同52.6%増)へ、純利益を90億円から120億円(同5.3%増)へ上方修正し、あわせて45円を予定していた期末配当予想を65円に引き上げたことが好感された。上期に業績を牽引した電子部品事業が引き続き車載、医療機器及び産業機器向けなどを中心に順調に推移していることに加えて、懸念されていた電子部品の需給ひっ迫の影響がこれまでのところ顕在化していないことなどが要因としている。なお、年間配当は110円(前期80円)となる予定だ。同時に発表した第3四半期累計(4-12月)は、売上高3526億8400万円(前年同期比19.9%増)、営業利益146億5800万円(同95.0%増)、純利益104億1400万円(同18.2%減)だった。
■東祥 <8920> 1,610円 (+82円、+5.4%)
東祥 <8920> が急反発。前日3日に5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現しており、目先戻り足が加速した。3日取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、売上高は205億円から273億円(前期比55%増)、営業利益は20億円から44億円に大幅増額しており、これがポジティブサプライズとなった。同社はスポーツクラブやホテルを経営するが、コロナ禍にあって両部門とも会社側想定を上回り好調に推移しており、営業利益については従来予想の2倍以上に増額した。なお、好業績を背景に今期の年間配当も従来計画に2円上乗せし、6円(前期実績は2円)としている。
■ワールド <3612> 1,255円 (+56円、+4.7%)
ワールド <3612> が6日続急伸。3日の取引終了後に発表した第3四半期累計(4-12月)連結決算が、売上高1262億3000万円(前年同期比5.0%減)、営業利益49億9400万円(前年同期96億7000万円の赤字)、最終利益32億9400万円(同78億2000万円の赤字)と営業損益が黒字浮上し、通期予想を上回って着地したことが好感された。構造改革に伴うブランド終息や店舗閉鎖が響き売上高は減収となったものの、値引ロスで採算悪化を招いた前年の反省から店舗・EC両方で粗利益率の改善に注力したことで売上総利益率が前年同期比3.7ポイントの上昇となったことが貢献した。また、構造改革に伴う経費削減の効果や前年上期に計上した構造改革に伴う一時費用がなくなったことも寄与した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高1831億7900万円(前期比1.6%増)、営業利益21億4700万円(前期216億3700万円の赤字)、最終利益5億2900万円(同171億4900万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。また、同時に発表した1月の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比11.7%増と3ヵ月連続で前年実績を上回ったことも好材料視された。引き続きプロパー主体の販売を重視していることもあり、ブランド横断で春物プロパー売り上げの割合が前年より高めに推移し、特に春の入卒園などに向けたセレモニー商品群の復調が目立ったとしている。
※4日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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